食文化の継承
「わさび」は古くより日本の代表的なスパイスとして知られています。しかしながら、近年国内のわさび田は減少しており、伝統的な食文化の継承が途絶えてしまうことが危惧されています。そのようななか、当社は山梨県道志村で放置されていた「わさび田」跡の復興と、そこでの沢わさびの栽培試験を開始しました。わさび田に関する技術・知見をもった人財の育成や、生産現場の課題抽出・解決への取組みを通じて、国内の持続可能なわさび生産に貢献します。
子ども食堂への支援活動
当社は企業版ふるさと納税の制度を活用し、全国の子ども食堂に対して食材の支援を行っています。寄付先から提供される規格外野菜と当社のカレールウを子ども食堂へ送付することで、カレーとして野菜を余すことなく味わっていただくとともに、食品ロスの現状や自分にもできる食品ロス削減の取組みをお伝えしています。2023年度は延べ378か所の子ども食堂へ食材セットを配布しました。引き続き、食を通じた社会課題の解決に取り組んでまいります。
スパイス&ハーブわくわくチャレンジ
エスビー食品ではお客さまへ当社の歴史やスパイスとハーブの魅力をダイレクトにお伝えする機会として、「スパイス&ハーブわくわくチャレンジ」を開催しています。2023年度は当社スパイスセンター内にある「スパイス展示館」で、10月に従業員ファミリー、12月にお客さまファミリー、合計181人にご参加いただきました。これからもダイレクトコミュニケーションの機会を継続していきます。
Waプロジェクト
「Waプロジェクト」とは、エスビー食品の社員が身近な方々との集まりやサークルなど人が集まる機会を活用して、スパイスやハーブの魅力をお伝えする活動です。
活動を始めた2007年以来、延べ96万人以上のお客様とコミュニケーションを深めてきました。
この活動では実物を見ながらスパイスやハーブの基礎知識を学んだり、オリジナルのカレー粉をブレンドするなど、いろいろな体験ができるよう、スパイス&ハーブマスターが企画・制作した様々なキットが用意されています。
実際にスパイスやハーブに触れることで、楽しみながらスパイスやハーブに親しんでいただけるよう工夫しています。
4つの“Wa”
「Waプロジェクト」のWaには、チームワークの「和」、絆の「輪」、驚き・感動の「わ!」、コミュニケーションの「話」の意味が込められています。
食と健康の発信
2023年7月に公開したウェブサイト「スパイス&ハーブでおいしい適塩」では、スパイスやハーブの香りや辛みを活かした“おいしい”適塩料理”を提案し、お客様の健康的な食生活をサポートします。
28日はチューバーの日
エスビー食品では、毎月28日を「チューバーの日」と位置づけ、味種や使用用途・使用場面が広がっているチューブ入り調味料を盛り上げています。
“チューバー”ロゴを旗印に、YOUTUBERを起用した施策などを実施し、新たな食べ方や利用シーンの創造を図っています。