株主・投資家の皆様へ

エスビー食品株式会社 代表取締役社長 小形博行

平素は格別のご高配を賜わり、厚く御礼申しあげます。

当社グループは、創業以来約一世紀にわたって、コショーをはじめとするスパイスやカレー、わさび、フレッシュハーブなどの幅広い製品の開発と普及に努めてまいりました。
そして、現在は2023年3月期までを期間とする第2次中期経営計画に基づき、スパイスとハーブを核とした事業を推進するとともに、持続可能な企業と社会の実現を目指し、社会課題の解決に向けた活動にも積極的に取り組んでおります。

2021年3月期(2020年4月~2021年3月)においては、前期に引き続き新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止に向け対策を徹底し、従業員の安全確保を最優先とした対応を進めますとともに、生産・物流の現場におきましては、衛生管理と感染リスクの対策を徹底の上、継続して製品の安定的な生産・供給に努めてまいりました。
販売面におきましては、当期は新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要や手作り志向の高まりなどから、食料品事業におきまして業務用製品が減少する一方で、家庭用製品が増加する状況が続きました。

以上の結果、2021年3月期の売上高は、食料品事業におきまして、家庭用製品を中心に香辛調味料グループや、スパイス&ハーブグループが伸長いたしましたことから、前期比16億77百万円増の1,142億55百万円(前期比1.5%増)となりました。

利益面につきましては、売上高の増加に加え、引き続き原価低減に努めたことや、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う事業環境の変化により、プロモーション活動費用や販売活動費用が減少いたしましたことから、営業利益は前期比22億9百万円増の94億48百万円(同30.5%増)、経常利益は前期比22億61百万円増の93億83百万円(同31.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比11億66百万円増の66億52百万円(同21.3%増)となりました。
なお、2021年3月期の期末配当金につきましては、1株当たり24円といたしました。これにより、年間配当金は中間配当金の22円を加えて46円となります。

今後も、グループ一丸となって、「地の恵み スパイス&ハーブ」を核とした事業をさらに強化してまいります。そして、おいしく、健やかで、明るい未来につながる製品を通じて、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご協力を賜わりますようお願い申しあげます。