商品開発・研究開発の取組み

お客様に心から満足していただける商品を作るため、お客様視点で考え、より良い商品の開発に努めています。
また、さまざまな視点でリスク分析を行うことで、安全・安心で価値のある商品を追求しています。

「パウダールウ製法」を使った商品の拡大

停滞しているカレールウ市場で展開する商品を考えるにあたり着目したのは、「時短」と「少人数前調理」という2つのキーワードでした。それらのニーズを満たす商品として2015年に発売したのが、当社独自の特許技術「パウダールウ製法」を使った商品です。

「パウダールウ製法」はその味わいについても、スパイスの香りや素材のコク、うまみが際立ちます。また、パウダールウ商品の販売により、停滞していたカレールウ市場の活性化が実現し、2023年9月現在ではラインアップが14品まで拡大しました。

今後もお客様のライフスタイルに寄り添う商品づくりを進めていきます。

有機スパイス・ハーブ商品の拡大

当社は安全・安心・環境に配慮し、有機JAS認証スパイスだけでラインアップした「有機スパイス(現ORGANIC SPICE)」シリーズを2005年に発売しました。当シリーズは2023年9月現在、64品目をラインアップし、うち23品がフェアトレード認証商品となっています。2023年にはさらに、有機スパイス・ハーブのおいしさをお手軽にお楽しみいただける「ORGANICシーズニング」や「ORGANIC HERB SALT」をシリーズに加えました。

また、これらの商品の収益の一部は、環境保全活動に役立てられます。

これからも、「栽培する畑」から「収穫後の管理」まで、すべての工程にこだわった有機スパイス・ハーブを原料として選定した、おいしく食べて環境にも優しいラインアップをお届けします。

化学的に合成された農薬や肥料に頼らないことを基本とした、 環境への負荷をできる限り少なくする方法で栽培されたスパイス・ハーブ

機能性研究開発拠点の設置

2022年3月に、機能性研究開発の新たな拠点となる「新木場ラボ」を設置しました。当ラボは、“研究体制の強化”と“知の探索によるイノベーションの創出”を目的とし、「基礎研究から商品開発まで一気通貫が可能なラボ」をコンセプトとしています。そのコンセプトのもと、各研究開発ステージに必要な設備を導入しました。それらの設備により、これまでのラボでは対応ができなかった研究も可能になり、研究開発活動の拡大を図ります。また、当ラボは共同研究者や外部研究者とのコミュニケーションの場としても活用しています。

外部機関との連携

お客様への新たな価値創出のため、さまざまな企業・学術機関と共同研究を行っています。中央研究所では、香辛料の「保健機能」「栽培育種」「品質評価」「分析技術」をキーワードに外部との共同研究を推進しており、国立感染症研究所、崇城大学と共同で、フェンネルシード由来ペトロセリン酸が歯周病菌を殺菌する効果を見出し、学会発表を行いました。他にもさまざまな機関との共同研究を実施しており、香辛料に関する科学的エビデンスの蓄積と発信を行っています。

エスビー食品 研究開発情報

社会環境の変化に対応した商品の開発

健康ニーズに対応した商品 ※通信販売限定

健康ニーズに対応した商品

有機ケール粒タイプ

スパイスサプリサフラン

手軽に健康維持・生活習慣病対策を行いたいというニーズに対応し、機能性表示食品として機能性を明示した商品です。

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食物アレルギーに配慮した商品

食物アレルギーに配慮した商品

みんなのとろけるカレー(アレルギー特定原材料等 28品目不使用)

カレーの王子さま シリーズ

アレルゲンフリー(28品目不使用)カレーフレーク 1kg ※業務用商品

対象となるアレルゲンについて、原料調達から製造工程、生産後の検証まで徹底した管理を行っています。

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食品ロス削減に対応した商品

食品ロス削減に対応した商品

お徳用シリーズ

食品ロスの削減や環境への負荷を低減するという視点から、商品パッケージの改良なども含めた取組みを行っています。中身が空気に触れにくくなることで、香りや色が長持ちする二重構造容器を採用して、賞味期間2か月延長を実現しました。

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利便性を追求した電子レンジ対応商品

利便性を追求した電子レンジ対応商品

カレー曜日

ホテル・シェフ仕様 欧風ビーフカレー

一部家庭用レトルト商品の電子レンジ対応化を実現し、利便性の向上を図りました。

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