青魚の香草焼きにお勧めのスパイス&ハーブ

Qさんまが出回ってきました。今年は塩焼きだけではなく、香草焼きにもチャレンジしたいのですが、どんなハーブを揃えればよいですか?

A

今が旬のさんまは、秋の味覚の代表ですね。
シンプルな塩焼きがやはり人気ですが、洋風メニューとして香草焼きにしてもとてもおいしく頂けます。

一般的に、ハーブを使う焼き物全般を「香草焼き」と呼び、ハーブを表面にまぶして焼く方法や、パン粉とハーブを混ぜたものを素材にのせて焼く方法などがありますが、どちらの方法でもおいしい香草焼きが楽しめる、さんまなどの青魚におすすめのハーブを紹介致します。

青魚には生臭みやクセがあるため、それを抑えてくれる、香りがやや個性的なハーブが良く合います。
どれも、すっとしたさわやかな香りのあるハーブです。
フレッシュハーブでもドライハーブでもお使い頂けます。

タイム ※

「魚のハーブ」とも呼ばれるほど、様々な魚介類と相性が良いとされています。

セージ

「ソーセージ」の語源となったように、ひき肉料理によく使われますが、その臭みを抑える効果は、青魚の料理でも発揮されます。

ローズマリー

特に香りの強いローズマリー。少量でも効果を発揮します。
フレッシュが手に入れば、焼く際にひと枝添えるだけでも香りづけができます。

オレガノ

イタリア料理で親しまれており、トマトとの相性も良いことで知られています。
オレガノを使って焼いた魚に、トマトソースを添えてもぴったりです。
ドライは比較的強い香りなのに対し、フレッシュは比較的柔らかい香りです。
上記から1~2種類に、下記に挙げる比較的香りの弱いハーブ1~2種類をブレンドすると、うまくバランスが取れます。

パセリ ※

彩りとしても親しまれているハーブ。香草焼きでも、鮮やかな緑を加えたい場合はぜひ入れて下さい。フレッシュはたくさん使うとやや苦みがでるので、注意しましょう。

バジル ※

イタリア料理でおなじみで、日本でも親しまれているハーブ。魚の種類を問わず、良く合います。

まずはお好きなハーブからお試し頂ければと思います。
上に挙げたハーブは鶏肉にもよく合います。

印をつけたハーブは淡白な白身魚にもおすすめです。

もう少し詳しく

また、あらかじめ数種類のハーブがミックスされた「ハーブミックス」や「エルブドプロバンス」を使うのも手軽です。

ハーブや香草パン粉をのせるほか、ローレルのホールやフレッシュハーブの枝を一緒に焼くだけでも香りはほんのり移ります。できあがりもおしゃれでおすすめです。
下記に青魚を中心とした香草焼きのレシピをいくつかご紹介致しますので、参考になさって下さい。
フレッシュハーブを使う場合は、レシピ内のドライハーブの分量より増やして使います。
(ローズマリーやタイムはドライと同量で構いません。)

香草パン粉をのせて焼くレシピ

ハーブをのせて焼くレシピ

いかがでしょうか。
少し手が込んだ印象の「香草焼き」ですが、お好きなハーブで気軽にできる料理ですので、これを機にぜひいろいろとお試し頂き、お料理のレパートリーを広げて頂ければと思います。

また、弊社ホームページでは、香草焼き以外にも、さんまを使ったレシピをご紹介しております。
宜しければこちらもご覧下さい。

さんまを使ったレシピ一覧

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