わさびの栽培方法

わさび栽培について

わさびは環境に非常に敏感な作物で、栽培が難しいとされている作物のひとつです。特に暑さに弱く、また直射日光にも弱いので比較的涼しい所が栽培には良いのですが、一方で冬に寒すぎても栽培は難しいため、年間の平均気温が 12~15℃前後の地域が栽培に適していると言われています。

わさびは栽培の難しさから、一部の産地を除いて、なかなか大量生産が難しいのが現実です。エスビー食品中央研究所では、わさび栽培技術や品種改良などの試験を研究農場で行っています。

研究農場での栽培の様子

研究農場では、原種の収集維持、育種、そして栽培技術について詳細な研究を行っています。
農場では苗づくりと本栽培を以下のスケジュールで行っています。

  • 種まき - 10月下旬より
  • 移植 - 12月上旬より
  • 苗だし - 4月上旬より
  • 植え付け - 4月上旬より
  • 収穫 - 翌年3月下旬より