失敗しないカレー作りのポイント

カレールウを使用したカレー作りのポイントを、手順に沿って詳しくご紹介します。
基本をおさえて、おうちでおいしいカレー作りを楽しんでくださいね

商品パッケージの裏側の「作り方」も必ず合わせて、ご確認ください。

鍋について

鍋は、焦げにくい、できるだけ厚手のものがおすすめ。フッ素加工などの表面加工があると◎です。
鍋が焦げやすい場合は、炒め用にフライパンがあると、なおよいでしょう。

炒めるときは…

まず、サラダ油を熱し、肉、野菜を炒めます。
表面に軽く焦げ目がつくまでを目安に、「中火で約5〜10分間」じっくりと炒めましょう。

水を加えるときは…

水の量はおいしさのポイント!
パッケージに書いてある量を、計量カップなどで計って加えましょう!

こんな点に注意!

次のような場合には、加える水の量を1割ぐらい減らしましょう。

  • 圧力鍋や保温鍋を使う場合
  • 新玉ねぎや、冷凍の野菜、シーフードを使う場合
  • 仕上げに牛乳などを加えたい場合
  • 1箱半や、2箱以上まとめて作る場合

煮込むときは…

水を加えたら、まず強火。沸騰したら火を少し弱めてアクを取り、鍋のふたを少し開けて、弱火~中火で約20分間、コトコト沸騰を続けましょう。

こんな点に注意!

  • ふたをぴったり閉めたままの場合や、火力が極端に弱い場合には、水の蒸発量がすくなくなり、でき上がりのとろみが弱くなることがあります、
  • 水が減りすぎてしまった場合には、適宜水を足してください。

ルウを入れ、溶かす時は…

ルウを溶かす時は、いったん火を止めてから!火をつけたまま、熱い鍋にルウを入れると、ルウが溶けにくくなることがあります。必ずいったん火を止めて、ルウを割り入れ、おたまでまぜて、よく溶かしましょう。

こんな点に注意!

  • IHの場合は、弱火で、あまりまぜずに加熱すると、全体が温まらないことがあります。
    おたまなどでよくまぜながら、とろみがつくまでしっかり煮込みましょう。

仕上げは「とろみがでるまで弱火で約5分」

仕上げは「とろみがでるまで弱火で約5分」ルウが溶けたら、火をつけ、時々まぜながら、弱火で約5分間煮込み、とろみがついたらでき上がりです。

こんな点に注意!

  • 味見で口をつけたおたまやスプーンを鍋に戻すのはやめましょう。
    唾液の影響で、とろみがなくなってしまう場合があります。
  • 仕上げにはちみつなどを入れる場合にも注意が必要です。
  • 詳しくは、「とろみが弱くなる原因。とろみをつける方法」を参考にしてください。