Qソーセージを作ろうとセージを買いましたが、そのままになっています。
使い方を教えて下さい。
A
まず、ソーセージについてご説明致します。
手作りソーセージに使用するスパイス&ハーブに特に決まりはございませんが、ソーセージの語源はsow(雌豚)とsage(ハーブの「セージ」)の合成語だという説があるくらい、『セージ』はソーセージづくりによく使われます。
また他にも、『ブラックペッパー』、『ガーリック』、『ナツメッグ』などのスパイス、ハーブが特に良く使われます。
これらをベースにお好みのスパイス&ハーブを少量加えて頂くと、
オリジナルのソーセージをお楽しみ頂けます。
さらに加えるものとしては、『パセリ』、『バジル』、『オレガノ』、『タイム』、『ローズマリー』、『ジンジャー』などがおすすめです。
香りを確かめて、香りの強いものは少量のみ加えるようにしましょう。
弊社ホームページにて『手作りソーセージ』のレシピを掲載しておりますので、宜しければそちらもご覧ください。
こちらは、豚の腸に詰めるレシピなので、専用の絞り袋と口金が必要です。
その他に、腸を使わずに作るレシピもご紹介します。
レシピ中のフレッシュハーブは、ドライハーブでも代用可能ですが、使用量にはご注意ください。
水分が抜けたことでかさが減ったドライハーブは、フレッシュハーブの体積量に対して3分の1程度の使用で充分です。
適宜調節をしてご使用下さい。
もう少し詳しく
また、『セージ』は、ハーブの中でも比較的香りが強く、素材の臭み消しに活躍するハーブです。
昔から広くヨーロッパ地域で、肉や魚などの脂っこい料理に効果的に使われており、ご説明したソーセージをはじめとした食肉加工製品やシチューの風味づけなどによく用いられます。
ソーセージ以外に、セージを効かせた代表的な一品としては、セージと牛肉をソテーしたイタリア・ローマの名物郷土料理「サルティンボッカ」があります。
ソーセージづくり以外にも、肉や油との相性の良さを生かして、市販のソーセージ、ベーコンなどと合わせて使用したり、バターを効かせたメニューに使用するのも、手軽にセージの風味を楽しめておすすめです。
簡単なバターソテーなどに加えてみてはいかがでしょうか。
また、生の葉は、そのまま使うのはもちろんのこと、オイルやビネガーに漬け込んで香りをうつしたり、刻んでバターに混ぜ込んで楽しむこともできます。
弊社ホームページより『セージ』を利用したいろいろなレシピをご紹介していますので参考になさって下さい。
いかがでしょうか。
ソーセージづくりをはじめ、普段のお料理でもぜひスパイス&ハーブを楽しんで頂ければと思います。
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