好みが大きく分かれる独特の芳香。
科名 | セリ科 |
---|---|
原産地 | 地中海沿岸 |
利用部位 | 葉、茎 |
別名 | コエンドロ、シラントロ、コリアンダー、パクチー、カメムシソウ |
特徴
こんなスパイス&ハーブです。
スパイスとして利用される完熟した種子の部分と、ハーブとして利用される葉や茎の部分では全く香りが異なります。香菜(シャンツァイ)、パクチーなどと呼ばれる葉、茎、根の部分は、強烈な臭気とも表現される独特の芳香をもっています。
語源・別名
コエンドロ、シラントロ、コリアンダー、パクチー、カメムシソウ
エピソード
独特の香りが人々を魅了
タイ料理など、エスニック料理が一般的になるにつれ知られるようになったハーブです。人を魅了する(時には人を遠ざける)独特の芳香を持っており、料理のトッピング、ソース、炒め物などに幅広く使われます。特に、アジア、南米、中近東などでの利用が多いようです。タイ料理など、香りの非常に強い根の部分を利用する国もあります。
適した料理
料理のトッピング、ソース、炒め物などに。
アジア、南米、中近東などで、各種料理のトッピングをはじめ、炒め物、麺類、スープ、サラダ、ソースなどに幅広く使われています。例えば、タイでは、トムヤムクン(えびのスープ)、タイスキ(鍋料理)、ヤムウンセン(春雨サラダ)、カオマンガイなど各種料理の薬味に、ベトナムではフォー(麺料理)やゴイクン(生春巻き)、バインセオ(ベトナム風お好み焼き)といった料理のトッピングに使われ、根もスープなどの香りづけに使われることがあります。メキシコでは、サルサ(ソース)やスープなどによく使われています。
ヨーロッパ地域では、ポルトガルで魚介料理によく用いられます。