ピリッとした辛みと
甘く爽快な香り
科名 | コショウ科 |
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原産地 | 南アジア |
利用部位 | 果実 |
別名 | ナガコショウ、ヒハツ、フィファチ、ピパーチ、ヒバーツ、ヒバーチなど |
特徴
こんなスパイス&ハーブです。
こしょうと同じ辛み成分ピペリンを含み、ピリッとした辛みがありますが、香りはこしょうとは異なり、ほのかに甘く爽快な香りです。
語源・別名
ナガコショウ、ヒハツ、フィファチ、ピパーチ、ヒバーツ、ヒバーチなど
エピソード
古い歴史をもつスパイス
古代ギリシャ時代にはすでにヨーロッパに伝わっていたといわれている古い歴史をもつスパイスで、当時はこしょうよりも高価なスパイスでした。
こしょうの語源!?
こしょうの語源と言われるサンスクリット語「ピッパリー」は、こしょうではなく、このロングペッパーを指す語だとされています。
適した料理
カレー、沖縄そば、コーヒーなど
アジア地域で、肉料理やカレーに使われます。また、モロッコのミックススパイス「ラセラヌー」にもよく使われます。
日本では、沖縄本島や宮古・八重山諸島で、古くから栽培・自生し、豚肉料理や沖縄そばの薬味として利用されています。肉や野菜の炒め物に使えば、いつもと趣の異なる爽やかな風味が楽しめます。