国民食のカレーを支える、スパイス&ハーブの芸術品。
別名 | カレーパウダー、純カレー、ピュアカレーパウダー |
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特徴
こんなスパイス&ハーブです。
配合は様々ですが、日本で市販されている主なカレー粉は、ターメリック、コリアンダー、クミン、唐辛子など、20-30種類ほどのスパイスが混合されています。
語源・別名
カレーパウダー、純カレー、ピュアカレーパウダー
エピソード
イギリス生まれのカレー粉
カレー粉の発祥には諸説ありますが、カレーの本場であるインドには元来は存在していなかった、イギリス発祥のミックススパイスだと言われています。18世紀後半にインドに赴任していたイギリス人が米やスパイスを自国に持ち帰ったことがきっかけとなってカレーがイギリスに広まり、その後、イギリスでも簡単にインド料理(カレー)を作れるようにと、カレー粉が生み出されたと考えられています。
世界に誇る日本のカレー粉
やがて日本にカレーが伝わると、日本でも独自のカレー粉作りに力が注がれました。
今日の日本では、スパイスをブレンドした後に焙煎し、一定期間寝かせて、ふくよかなまとまりのある香りのカレー粉が愛されています。この手法はエスビー食品(株)の前身である日賀志屋を創業した山崎峯次郎によって開発されました。
適した料理
カレー料理、炒め物、揚げ物、煮物など。
出来上がったカレーの仕上げに振って香りを高めたり、市販のカレールウを使わずにカレーを作るのに使ったりするほか、炒め物、揚げ物、煮物など、いつもの料理の味つけを変えたりするのにも便利です。