自然が育てた、山野のハーブ。
科名 | キク科 |
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原産地 | アジア |
利用部位 | 葉 |
別名 | 艾葉(がいよう)、モチグサ |
特徴
こんなスパイス&ハーブです。
温帯各地に野生し、日本でも自然に生育しています。若葉を使って作ったよもぎだんごでおなじみです。昔は薬用にも用いられました。
語源・別名
モチクサ、艾葉(がいよう)
エピソード
葉を煎じて内服として、またお灸用のもぐさとして
山野や道ばたに自生する「よもぎ」は、日本では古くからその新芽を摘んで茹でたものを餅につき込み、草餅の材料として利用されてきたことはよく知られています。また葉は古来薬用としても重宝され、灸(きゅう)に用いる「もぐさ」のような外用効果もあると考えられていました。
適した料理
団子、草餅、汁物、かゆ、餅など
草餅によく使われるほか、葉を乾燥させたものをハーブティーとして楽しむこともできます。沖縄では、フーチバーと呼ばれるよもぎの一種が、汁物や沖縄そばの薬味、炊き込みご飯などに利用されています。また、朝鮮半島でも若葉を茹でて、汁物、かゆ、餅、団子などに混ぜて食用利用してきました。