ヨーロッパ人が愛した
「魚のハーブ」
科名 | セリ科 |
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原産地 | 地中海沿岸 |
利用部位 | 葉、株元 |
別名 | 茴香(ういきょう)、小茴香(しょうういきょう)、フヌイユ、フィノッキオ |
特徴
こんなスパイス&ハーブです。
繊細な羽根状の葉で、アニスに似た個性的な甘い香りがあります。いくつかあるフェンネルの中でもフローレンス種は株元が膨らむのが特徴です。
形状
葉は、鮮やかな緑色で、羽のように先端が細かく裂けています。
語源・別名
茴香(ういきょう)、小茴香(しょうういきょう)、フヌイユ、フィノッキオ
エピソード
言い伝えの裏表
フェンネルの葉はヨーロッパでは薬草として古くから親しまれ、「フェンネルを見かけて摘まない者は、悪魔だ」という言葉も残されている反面、「フェンネルの種を播く者は、悲しみを播く者」という、正反対の言い伝えもあるとか。
適した料理
サラダ、スープ、クリーム煮など
葉は、種子と同様に、広く魚料理に使われ、タイム、ディルとともに「魚のハーブ」と呼ばれることがあります。フローレンス種のフェンネルは、株元の白い部分を野菜として利用し、サラダ、スープ、クリーム煮などに使われます。