深紅色の仮種皮
科名 | ニクズク科 |
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原産地 | モルッカ諸島(バンダ諸島) |
利用部位 | 仮種皮 |
別名 | にくずくか(肉豆く花) |
特徴
こんなスパイス&ハーブです。
ナツメッグの木から採れる果実を割って現れる仮種皮と呼ばれる美しい深紅色の網目状の膜を乾燥させたものがメースです。ナツメッグと同じ果実から採取されるスパイスで、香りは似ていますが、メースの方がより繊細でやわらかい香りがします。乾燥して粉にしたものは、ナツメッグより明るく赤みを帯びた茶色です。
語源・別名
にくずくか(肉豆く花)
エピソード
ナツメッグもメースも、同じ植物の果実から
16世紀末から17世紀にかけて東洋への航路が開けた頃は、まだ香辛料に対する知識が低く、ナツメッグとメースが同一植物の果実から採れることが知られていませんでした。
適した料理
菓子、ジャム、ひき肉料理など
ナツメッグと同様に使われますが、やわらかな香りを活かし、どちらかというと菓子類やジャムなどに使われることが多いです。ナツメッグと合わせてミートソースやハンバーグに加えると、より深みのある仕上がりになります。