クミン/Cumin

使うだけで
エスニックな風味に

科名 セリ科
原産地 エジプト
利用部位 種子(植物学上は果実にあたる)
別名 馬芹(うまぜり)

特徴

こんなスパイス&ハーブです。

カレーを思わせる、エスニックな芳香をもったスパイスです。

形状

長さ約5~6mmほどの長楕円形をしています。種皮は淡黄色の縦筋があり、特有の強い芳香をもっています。外観はキャラウェイによく似ていますが、芳香は全く異質です。

語源・別名

馬芹(うまぜり)、ジーラ

エピソード

男女の貞節を象徴するスパイス

中世のヨーロッパでは、クミンが恋人の心変わりを防ぐものと信じられ、結婚式の際にはポケットの中にクミンを忍ばせて臨む風習があったといわれています。

適した料理

カレー、クスクス、チーズ、チリコンカンなどに。

世界各地で、肉や野菜料理、煮込み料理、炒めもの、パン、チーズなどに広く用いられています。また、カレー粉やチリパウダーの原料にも欠かせません。インド料理では、スタータースパイス(調理の最初に、油に香りを引き出して使う方法)としてもよく使われています。カレーをはじめ、じゃがいもやカリフラワー、根菜の炒め物にもよく合います。炒めたクミンを米に混ぜて炊くと、カレーによ合う、香り高いクミンライスが出来上がります。

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