パプリカ/Paprika

料理を華やかに彩る

科名 ナス科
原産地 熱帯アメリカ
利用部位 果実
別名 ハンガリアンペッパー、スパニッシュペッパー、ピメント

特徴

こんなスパイス&ハーブです。

鮮やかな赤色と甘さのある特有の香りが特徴。一般的にスパイスとして使われるパプリカは、日本で野菜として流通しているパプリカとは別の品種です。
日本では辛みのないパプリカパウダーが一般的ですが、東欧ではやや辛みのあるタイプもパプリカとして流通しています。

語源・別名

ハンガリアンペッパー、スパニッシュペッパー、ピメントン、甘唐辛子

エピソード

ハンガリーでビタミンCに着目

ハンガリーでパプリカを使った料理が人気になったのは、ハンガリー人の博士がパプリカの果肉に多量のビタミンCが含まれていることを発見し、ノーベル賞を受賞したことがきっかけでした。それ以来、パプリカが健康によいと、料理に積極的に取り入れられるようになりました。

適した料理

肉を使った煮込み料理、米、野菜料理など

肉を使った煮込み料理や米、野菜などの料理に広く使われ、代表的な料理にハンガリーを始めとする東欧周辺の「グーラッシュ(グヤーシュ)」と呼ばれる肉の煮込み料理やパプリカチキンという鶏肉の煮込み料理があります。
また、彩りとしても重宝なスパイスで、ポテトサラダ、ホワイトソースのグラタン、タコのマリネなど、淡い料理の仕上げに振ると華やかに仕上がります。

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