Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター磯部友美

ってどんなスパイス?

「エルブドプロバンス」とは、フランス語で「プロバンス地方のハーブ」という意味。その名の通り、フランス南部・プロバンス地方で採れるハーブを混ぜ合わせたもので、決まった配合はありませんが、ローズマリー、タイム、セージなどがよく使われます。エスビー食品SPICE&HERBシリーズのエルブドプロバンスは、タイム、セージ、フェンネル、ローレル、ローズマリーをミックスした、爽やかなブレンドです。

数種類のハーブがミックスされているため、エルブドプロバンスだけで手軽に奥行きのある香りづけをすることができます。
肉や魚、野菜、卵など幅広い素材と好相性で、ラタトゥイユなどの煮込み料理や、スープ、肉や魚のロースト、香草焼きなどに使われます。


*本場・プロバンス地方のいろいろな「エルブドプロバンス」
フランス南部のプロバンス地方がある地中海周辺は、多くのハーブの原産地でもあり、料理にハーブを使うことが多い地域です。サボリーが自生しており、特徴的な深みのある香りを持つこのハーブを配合したエルブドプロバンスもよく見られます。また、プロバンス地方で栽培が盛んなラベンダーが入っていることもあります。身近なハーブを利用しているため、ドライのハーブミックスだけでなく、フレッシュのハーブを束ねたものもあり、その形態や利用法はさまざまなものがあるそうです。

利用部位
別名

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商品画像は掲載当時のものであり商品リニューアルによって変更になる場合があります。

使いこなしポイント!エルブドプロバンスでたちまちフレンチ気分♪

定番・トマト煮込みに!

エルブドプロバンスを使う定番の料理のひとつに、ラタトゥイユが挙げられます。シンプルな野菜の風味に奥深さをプラスしてくれ、プロバンス料理の本場の香りを感じることができますよ。お肉とも相性が良いので、お肉を加えたトマト煮込みにも、もちろんぴったりです。手軽な煮込み料理もエルブドプロバンスの香りで、うんと手の込んだ印象の素敵な一皿に変身です!


ソテーでさっと楽しんでも!

いつもの肉や魚のソテーも、エルブドプロバンスとオリーブオイル、塩こしょうで、簡単におしゃれなフレンチ風の香草焼きに。バターを使ってムニエルにしてもいいですね。また、ぜひ覚えたいのが、パン粉と合わせる使い方です。ハーブとオイルやバターの香りをまとったパン粉のサクサク・カリカリ食感が加わって、さらに風味をアップしてくれます。より鮮やかな緑色を楽しみたいときには、パセリをプラスするのもおすすめです。全体の香りも穏やかになるので、ハーブに慣れていない方が召し上がる場合にも向いています。