Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター磯部友美

ってどんなスパイス?

独特の強い香りを持ち、青みやほろ苦さも感じられるスパイスです。特に野菜と相性がよく、素材の青くさみを抑えるため、野菜を使うスープ、サラダ、ピクルスなどに利用されます。そのほか、肉料理やムニエルなどの魚料理などにも合い、幅広く活用できます。

セロリーには、野生種を品種改良した園芸上の品種がたくさん存在し、葉茎が用いられる野菜としてのセロリーは、品種改良により苦みを弱くし、生食できるようやわらかく育てたものですが、スパイスとして用いられるのは、野生種のひとつ“スモーリッジ種”の種子で、1粒が1~1.5mm程度と、非常に小さいものです。

香りが強めのスパイスなので少量から使うのがおすすめ。シードの粒をそのまま使い、噛んだときの香り立ちをアクセントして使うこともできるほか、パウダー状のセロリーシードと塩などを合わせた「セロリーソルト」は、仕上げに手軽に振りかけて使うことができます。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!野菜に、お肉に、お魚に!

トマトに合わせて!

野菜、特にトマトとの相性が良く、トマトスープやトマトジュースによく使われます。野菜の素材の味を生かしながら、奥行きのある風味に仕上げてくれます。

その他、野菜のセロリの代用として、セロリを使うような煮込み料理に加えるのもおすすめです。

お肉にもお魚にも!

野菜だけではなく、お肉やお魚にも合います。いつものハンバーグに、セロリーシードをプラスして練りこんだり、いつものムニエルの下味付けにセロリーソルトを使ってみたり・・・アイデア次第でさわやかな香りを幅広く楽しめますよ。また、シンプルな塩味と合わせると、セロリのさわやかな香りを主役に楽しむことができます。