Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

ナツメッグはニクズク科の植物でモルッカ諸島が原産地です。
約20mの高さにまで成長する熱帯性の常緑樹です。
20歳のナツメッグ1本から、およそ500~2000個の果実が収穫できると言われています。

ハンバーグに欠かせないスパイスとして有名ですが、ハンバーグだけだと使い切れないというお悩みを持つ方も多いですね。
スパイスの使い方を覚える際のおすすめは、「スパイス=料理」で覚えるのではなく、「スパイス=食材」で覚えること。
ナツメッグ=ハンバーグではなく、ナツメッグ=ひき肉として覚えておくとひき肉を使うすべての料理(ミートソースやミートボールなど)に活用できるようになりますよ。

ナツメッグはひき肉などの肉類のほか、乳製品、焼き菓子、野菜料理との相性抜群のスパイスです。
幅広い料理に利用可能ですが、香りが強いため少量からの使用をおすすめします。
色々お試しくださいね。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!洋食の風味付けに使うスパイスとして知られていますが、意外と和食にも利用できます!

王道! ナツメッグの香りが決め手の洋食たち

ナツメッグの利用法として、真っ先に浮かぶのは「ハンバーグ」という方も多いのではないでしょうか?

ひき肉や乳製品の臭み消しの役割を果たしてくれますので、
・ハンバーグ
・ミートソース
・ミートローフ
・ロールキャベツ
・グラタン
・クリームシチュー
などの、いわゆる「洋食」として日本のご家庭でもよく作られる料理でナツメッグの香りは活躍します。
ほんの少し加えるだけで、本格的な味わいに!

意外な使い方? 味噌と合わせて和食にもナツメッグを

ナツメッグは洋食だけに利用するスパイスと思っていませんか?
意外と和食にもおすすめです。

味噌に少々加えることで、味わいにコクと風味がプラスされます。
味噌を控えめにしてもごはんが進む味わいになるので、毎日の塩分摂取量が気になる方にもおすすめです。

利用の目安は
・味噌汁にはひとふり
・煮物にはひとふり
・肉や野菜の炒め物には2~3ふり
ナツメッグは香りが強いので入れすぎ注意。少量からお好みの味わいを試してみて下さいね。