Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

南ヨーロッパや西アジアを原産地とするアヤメ科のスパイスです。
10月中旬~11月中旬頃に開花する花から取れる雌しべがスパイスとして利用されます。長い雌しべの先が3つに分裂している部分を収穫するため、ひとつの花から3本しかとれないとされ、大変貴重なスパイスです。

スペイン料理、フランス料理、菓子類などに広く利用されています。特に米や魚介類との相性が良くスペインのパエリアやフランスのブイヤベースなどが代表的な料理です。

サフランの色素成分「クロシン」は水溶性です。
料理の際には水(またはぬるま湯)などにサフランを20分ほど浸して充分に色を引き出し、そのサフラン水を利用すると良いでしょう。
料理に華やかな黄金色を添えてくれます。

サフランは高価なスパイスですが、ごく少量でも十分に色と香りの効果を発揮しますので、気軽に利用してみてください。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!サフランを使った代表的な料理2つ。「パエリア」と「ブイヤベース」

人気のパエリアを極めよう!

日本でも人気のスペイン料理「パエリア」。
華やかな黄金色の料理は食卓を目からも楽しませてくれます。
お米を利用したパエリアはバレンシア地方が発祥とされ、日本では魚介類を贅沢に利用したものが人気です。
また、パスタを利用したパエリアはカタルーニャ地方で良く食べられるようで、現地ではフィデウワと呼ばれています。2~3cmと短め、極細パスタを使うのが本場風ですが、自宅にあるスパゲッティを折って利用してもOK。
お米もパスタも同じように調理でき、スープの旨みをしっかり吸って味わいもよく、サフランの黄金色が華やかなメニューです。
水にサフランを浸して充分に色を引き出したサフラン水で調理するのがポイントです!

豪華ブイヤベースに挑戦!