Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

地中海沿岸を原産とするシソ科のハーブ、ローズマリー。
ヨーロッパで広く利用されています。
スキっとした強い香りが特徴で、羊肉、豚肉、青魚などの臭み消しに使われることが多いようです。
同時にじゃがいもや鶏肉など淡白な食材の風味付けにも重宝します。

野菜売り場で販売されているフレッシュハーブ、香辛料売り場で販売されているドライハーブ、どちらも手に入りやすいので気軽に利用してみましょう。
ローズマリーは乾燥させても体積があまり変化しないので、料理の際にはフレッシュハーブでもドライハーブでもほぼ同じ量を利用してOKです。(バジルやイタリアンパセリのように体積が変化するハーブの場合には、フレッシュハーブの使用量はドライハーブの3倍量がおおよその使用目安となります)

育てやすいハーブなので、ご自宅で栽培にチャレンジするのもおすすめです。
日当たりの良い温暖な場所で育てます。乾燥した土壌を好みますので水のやり過ぎには注意が必要です。
常緑の植物のため生の穂先を摘み取って、そのまま料理に利用してください。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!フレッシュハーブもドライハーブも、どちらも使いやすい!

フレッシュハーブを使ってみよう

フレッシュハーブのローズマリーの特徴は、きれいな色合いとさわやかな香り。
ハーブティーにしたり、フルーツジュースやお酒にトッピングしてグラスから漂う香りを楽しむと良いでしょう。
フレッシュハーブがたくさん余ってしまった場合には、オイルやビネガー、醤油などの調味料に漬け込んでハーブ調味料を作っておくと便利です。
またフライドポテトなどを作る際の揚げ油にハーブを入れて香りを移すのもおすすめです。

ドライのローズマリーを使ってみよう

ドライハーブのメリットは、いつでも使いたい時に使えること。
乾燥しているため、パン作りやお菓子作りなど水分量が気になるときには便利に利用できます。
他に、じゃがいもやカボチャの炒めもの、ハーブパン粉焼き、サーモンやポークのソテーなどにも活躍します。
ドライハーブ(ホール)のローズマリーを利用するときには、手で揉みながら加えると香りが出やすくなります。