Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

ジンジャー/しょうが

利用部位:根茎
別名:生姜、はじかみ

熱帯アジア原産のジンジャーは、さわやかな香りと辛みを持つスパイスです。
ジンジャーはコックたちの間では「台所の神の申し子」と呼ばれ、その香味の万能ぶりが称賛されています。
肉料理、魚料理、各種ソースをはじめ、カレー粉、チャツネ、菓子類、ドリンク類の香り付けにも大活躍です。

生鮮野菜や乾燥したパウダー品も利用されますが、
手軽に使えるチューブタイプは日々の料理に重宝します。

でも1本購入すると冷蔵庫であまりがち、とのお声も耳にします。
和食だけではなく、世界中の料理に活躍するしょうがを使いこなしてみませんか?

利用部位
別名

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使いこなしポイント!おろししょうがは手軽に日々の料理に取り入れて!

◆定番の日本の味にも

宮中の年中行事や制度を記した「延喜式」(927年)にも、香辛料としてしょうがが利用されていたことからも明らかなように、古くから日本の料理にはしょうがが取り入れられていました。
甘酒、くず湯、しょうが糖、寿司のつまなど幅広くしょうがの香味が活かされています。
なかでも、魚料理の臭み消しにはしょうがの香りが欠かせません。
チューブタイプのおろししょうがは、使いたい時に必要な量だけを利用できますので、大変便利です。

◆世界中の様々な料理にも

世界中の料理人に愛されるさわやかな香りのしょうが。
例えばインドではカレーの風味付け、中国でも広範囲に利用されています。
また、10世紀頃のヨーロッパでは、東洋の貴重なスパイスとして高価だったため、しょうがの香りを楽しめるのは一部の特権階級に限られていたと言われます。ジンジャーエールやジンジャーコーディアル、ジンジャーブレッドやジンジャークッキーなど、ジンジャーの名を付けた料理もとても多いですね。
チューブタイプのしょうがを使って、世界の料理も手軽にお楽しみください。