使いこなしポイント!カレーはもちろん、世界中の様々な料理にも利用されています。
◆カレーライスの香り付けに
インド料理などではクミンシードが、スタータースパイスとしてもよく使われます。
料理の最初に、油とクミンシードをじっくりと温めながら香りを移し、その油で調理をすることで、料理全体にクミンのよい香りが感じられるようになります。
パウダータイプのクミンは、煮込みの段階で加えたり、仕上げに加えるのも良いでしょう。
また、クミンシードを入れて炊いたご飯は、カレーとの相性もばっちりです。
◆世界中の様々な料理に
クミンの原産地、エジプトではコロッケの香り付けなどにも手軽に利用されています。
また、北アフリカの「クスクス」、ドイツの「キュンメル酒」、中国では「ラム肉の炒め物」、北欧ではチーズなどにクミンシードが利用されています。
パウダータイプは中東のひよこ豆のペースト「フムス」、南アメリカの「チリコンカン」やメキシコの「タコス」などの香り付けに利用されることが多いようです。
このように世界中で、カレー以外の料理にもクミンの香りは利用されています。