Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

バジル
利用部位:葉、花穂、種子
別名:バジリコ、めぼうき

シソ科のハーブ、バジル。甘くさわやかで深みのある香りが特徴です。
特にトマトとの相性がよく、トマトソースやトマト風味の煮込みなどイタリア料理には欠かせないハーブです。
また、オリーブオイルやにんにく、松の実などと合わせてペースト状にした「ジェノベーゼ」はパスタソースの定番のひとつです。

パスタやピザ、肉や魚などメイン料理はもちろんですが、
バジルのさわやかな香りはデザートやドリンクにもおすすめです。

葉はフレッシュハーブとドライハーブ、どちらも手に入りやすく使いやすいのもバジルの魅力のひとつです。
ドライハーブは香りが凝縮していますので、利用量はフレッシュの1/3が目安となります。
レシピにフレッシュハーブ大さじ1と書かれていたら、ドライハーブ大さじ1/3程度を目安に置き換えてご利用ください。

また、バジルの種子、バジルシードもドリンクやお菓子作りに活躍します。
黒い小さな粒のスパイスですが、水に漬けておくと周りにゼリー状の膜を張って膨らみ、つるんとしたのどごしとプチっとした種の食感が楽しめます。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!バジルの香りは、デザートやドリンクにも大活躍

◆フレッシュバジルの香りを活かそう!

フレッシュのバジルは、甘くさわやかな香りが特徴です。
長時間加熱をする料理ではなく、あたたかいシロップに浸して香りを移したり、生のままペースト状にしたりするとフレッシュならではの香りをお楽しみいただけます。
フルーツとの相性も良いので、デザートやドリンクにも加えてみては?

◆バジルシードの食感を楽しもう!

バジルシードはたっぷりの水に20分程度浸しましょう。水けをきったあとドリンクやデザートに加えて食感を楽しむのがおすすめ。強い香りもないため、様々な食材との相性抜群。
炭酸水やジュースに混ぜれば、流行のタピオカにも似た不思議な食感を楽しんでいただけます。