Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

1月22日はカレーの日です。
1982年に社団法人全国学校栄養士協議会が、子どもたちに好まれていたカレーを全国の学校給食メニューとして提供しようと呼びかけたことにちなんで制定されました。
カレーは子どもも大人も大好きな、日本の国民食といえる人気メニューですね。
そんなカレーの中心的な香りを担う、クミンをご紹介します。

クミンは、カレーを思わせるエスニックな芳香をもったエジプト原産のスパイスです。
長さ5~6mmの長楕円形をしており、種皮は淡黄色をしています。
カレーライス以外にも、世界各国で肉や野菜料理、煮込み料理、炒め物、パン、チーズなどに広く用いられています。

インド料理では、スタータースパイス(調理の最初に、油に香りを引き出して使う方法)としてもよく使われます。
いつものカレーライスを作る際にも、クミンをスタータースパイスとして利用すると本格的な味わいを楽しめますよ。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!クミンを使いこなして、さまざまなカレーに挑戦!

【黄色くないのにカレー? カレー粉を使わずにクミンで香りをプラス!】

「カレー粉」には香り、辛み、色付けの3つの役割を期待してさまざまなスパイス&ハーブがブレンドされています。
特にクミンはカレーの香りの中心となるものです。

このクミンの香りをメインに、ガラムマサラなどで辛みをプラスすれば黄色くないカレーが楽しめます。
クリームをベースにホワイトカレー、トマトやビーツをベースにピンクカレーなど様々なカレーのバリエーションをお楽しみください。

クミンシードは、料理の最初に油と一緒に熱し香りを引き出して利用するのがおすすめです。
クミンパウダーは、料理の仕上げや煮込みの際に加え、香りをプラスするのがおすすめです。

【いつものカレーに、クミンを加えて本格的な香りを!】

おいしいカレーが簡単に作れる即席カレールウ。
パッケージに書かれているレシピで調理していただくと、とてもおいしく召し上がれますが、
たまにはオリジナルのアレンジを加えてみたくなりますよね?

クミンの香りを上手にプラスするだけで、本格的な香りが楽しめます。
いつものカレーに香りをプラスしたり、インド風のカレーにアレンジしたり。
クミンを上手に使いこなして、オリジナルカレーを楽しみましょう!