エスビー食品には、子育てをする社員をサポートするための育児関連制度がたくさんあります。今回は、育休を経験した4名の社員が、子育てと仕事のリアルな姿とエスビー食品のサポート体制について語り合いました。
※内容・社員の所属は取材当時のものです
七野 | 私は産休と育休でトータル半年間の休暇を取りました。育休前は、「自分が仕事を離れることで、周りのメンバーに負担や迷惑をかけてしまうのではないか」という不安が一番大きかったです。 |
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渡辺 | 私は産後半年くらいの頃って、ちょうど夜泣きであまり睡眠が取れない時期だったのですが、七野さんは復帰する際の不安はありませんでしたか? |
七野 |
そうですね。ただ、私の場合は、
日中は子どもを預けて働くことで 仕事と子育ての切り替えができ、 逆に子どもとの時間を大切にしよう と思うことができたので、そういう意味では良かったと思います。 |
渡辺 | 確かに切り替えができるという点では、私もすごくよかったなと思いますね。 |
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浦 | 私は産後1日だけ育休を取った形ですが、上司は快く送り出してくれました。事前に事情を共有していたので、仕事への心配はありませんでした。 |
纐纈 | 私も2日程度だったのですが、 最近では男性でも長めに育休を取る人が増えてきました。 休みを取るためにかなり前から準備をするのは大変だと思いますが、 それでもきちんと育休が取れる環境は整ってきていると思います。 |
纐纈 |
制度はしっかりしていますよね。 私は勤務形態がフレックスタイム制 なので、目一杯活用しています。 |
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浦 | 私は時間休(※)を頻繁に使っています。 たとえば、子どもが急に体調を崩して、妻が仕事を外せない時は時間休を使って保育園に迎えに行きます。 上司がとても理解のある方なので、急な事情でも休みを取りやすい環境はありがたいなと思っています。 |
七野 | 私は在宅勤務と時間休を組み合わせて活用しています。 在宅で仕事をしながら、中抜けして保育園の立ち合いに行ったりできるので、すごく便利です。 |
渡辺 | 私も2時間だけ抜けて保育参観に参加しました。 皆さん家族間での役割分担はどうされていますか? |
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纐纈 | わが家では、洗濯と掃除は私が担当します。また、朝は基本私が家事や子どものことをやると決めているので、 フレックスを活用して遅めに出勤し、夜は妻に任せるといった役割分担をしています。 |
浦 | うちは役割分担ではなく空いている方がやることにしています。それこそ、自社の商品を使って料理をしたり。 得意先に商品の試食をつくる機会もあるので、自然と料理ができるようになったのはよかったと思います。 |
七野 | うちもゆるく決めているくらいで、あとは手が空いている方が担当しています。 今はフルタイムで働いているので、業務の都合上早めに出社しなければならない時は夫に送りを任せるなど、 アプリで事前にスケジュールを調整して相談しながら決めています。 |
※時間単位年休制度
年次有給休暇の取得に関わる利便性向上により、仕事と生活の調和を図る目的で導入された制度です。
年40時間の範囲で、1時間単位から年次有給休暇を取得することが可能です。
七野 | 子育て世代、共働き世帯が抱える課題を解決するような商品を扱う会社ですし、 私のいる広報・IR室では、いろいろな商品のPRをしていくこともあり、 「こういうことで困っているんじゃない かな?」と想像力を働かせることが できる社員が多い気がします。 |
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渡辺 | 私がエスビー食品に入社した決め手の一つが「会社や社員の方の雰囲気」でしたが、 10年間仕事をしていても、当時感じた 人の温かさみたいなところは変わらないなと思っています。 |
纐纈 | それについては、食品の会社というのは結構大きいかなと思っています。たとえば家で料理をすることが、 そのまま会社の仕事につながってきますよね。研究開発部門においては特にそうで。そうすると仕事と家庭がすごくつながりやすい。 だからこそ家庭を大事にしよう、その両立をサポートしようという発想になっていくのだと思います。 |
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浦 | 今の営業所が3ヶ所目なのですが、 どこに行っても面白くて話しやすい方が多い印象があります。 本当に人のいい方が多いのだろうとは感じていますね。 |
渡辺 | 私は今、人事で社内制度を構築していく部署にいますが、年を経るにつれていろいろな制度を活用する風土が定着してきたということを感じます。 |
纐纈 | 私はこの中で一番社歴が古いですが、それはすごく思いますね。社会的な理解もあるのでしょうが、 会社に元々あった良い雰囲気がより大きくなってきた印象がすごくあります。 |
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浦 | 私もそうですね。ここまで休みやすくなるとは思っていなかったです(笑)。 |
七野 | 本当に人事制度が整っていると思います。子育てに限らず、介護や病気など、 ライフステージによって抱える問題に応じて誰でも働きやすい会社を目指していると思います。 社員はもちろん、その家族にも目を向けてくれていると感じたのが、 子どもの1歳の誕生日に「カレーの王子さま」のセットをいただいた(※)時です。 「いい会社だな」と思いました(笑)。 |
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※子の1歳誕生祝い制度 社員のお子様の健やかな成長をお祝いしたいという想い”から、お子様の1歳のお誕生日月に、ご自宅に カレーの王子さまギフトセット”を送付、また、お子さまの1歳の誕生日(前後1週間以内)に、特別休暇を取得することができます。
纐纈 | きちんと休みが取れて家庭を大事にできていないと、なかなかいい仕事はできないと思っています。 だから会社として「家庭を大事にしよう」という雰囲気があるのはいいことですし、 だからこそ皆さん相手のことを気遣うこともできて、自分もしっかり休みを取ろうと思えるのだと思います。 |
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七野 | そうですね。 企業理念にも「食卓に、自然としあわせを。」と あるように、自分が幸せであることや 食卓を楽しむ気持ちがあると思います。 |
浦 | この業界じゃなかったら、ここまで子どもに料理をつくることもなかったかもしれません。 子どもが食べている姿を見るだけで楽しいので、やっぱり一緒に食事をとれるのは本当にいいですよね。 |
渡辺 | 私もそう思います。食事自体も大切ですが、それ以上に、食卓を囲む家族団らんの時間はしあわせを感じますし、大切にしたいですよね。 |
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纐纈 | 社会の状況に合わせて働き方を変えていこうという意思がすごくある会社だと思います。今後は次の世代の方たちがまた新しい働き方をつくって、10年後には全然想像もつかないような働き方をしているかもしれません。このアップデートの連鎖が続いていくだろうなと思っています。 |
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浦 | 今を当たり前とせずに、まずは自分がやってみて、後輩がそれを見ていってくれればなと思います。 |
渡辺 | 下の世代ってやっぱり先輩の背中を見て吸収して、受け継がれていくので、自分たちが新しいものを取り入れていくことで、それが次の世代に波及していくといいですよね。 |
七野 | 社員の「こうしてほしい」という意見に対して、会社は「こういう形で応えられる」という形で、会社と社員が一緒につくり上げていくようになると思います。 |