エスビー食品は新卒採用だけでなくキャリア採用にも力を入れており、活躍しているキャリア入社者が数多くいます。今回は、キャリア採用で入社した4名の社員が集まりエスビー食品の社風やメンバーの個性、魅力についてパネルディスカッション形式で語り合いました。
※内容・社員の所属は取材当時のものです
林 | 松元さんの 「あかるい」 というのが気になりますね。 |
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松元 |
パッと思いついたのでそのまま書きました。
いつも仕事をしていて楽しい方、 明るい方が多いなと思います。 いろいろな部署の方と関わる時にも皆さん明るくて仕事が進めやすいですし、新しい提案を持って行った時にも、嫌がらずに「やってみるよ!」みたいな感じで、前向きに捉えていただけるので。 |
ロベルタ | 明るさは私も感じます。海外営業をやっていて大変な時期もあるのですが、お互いに励まし合ったり、悩んだ時には、どうやって乗り越えられるかを一緒に考え合ったりして、いつも明るく振舞っている人が多いです。 |
吉田 | 私は漢字一文字で「彩」にしました。自社には食卓を彩る商品が多いですし、当社のダイバーシティを表すコピーに「個性のミックススパイス」というものがあります。 さまざまな個性を持った人たちが、個人としても部署としても会社としてもいろいろなカラーを出している集団であるということで、「彩」にしました。 |
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松元 | まさにその通りですね。個性的な方がたくさんいますし、入社して改めて自分の食卓を見た時に、自社の商品が本当に多くて、食卓を彩ってくれているなと思います。 |
林 | 私も吉田さんと似た意味合いで「個性」としました。 皆さんそれぞれ個性を持ちながら仕事をされています。おそらく当社の大きな特徴は、商品アイテム数ですよね。 3,000以上の商品アイテムをつくり出してきた商品開発力は、いろいろな個性を持った方々が知恵を絞っているからこそだと思います。 |
ロベルタ | 私は、企業理念である「食卓に、自然としあわせを。」にしました。 食という文化はどこの国にもありますし、国ごとに違います。食べ物を通して、スパイスを通して、幸せを伝えるんだと、いつも思い出しながら仕事をしていますし、日本にいる友人は、当社の商品を買うたびに報告してくれます。 |
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吉田 | 「風通しの良さ」を感じています。 部署を超えてコンタクトを取る時に、電話やメール1つとっても垣根がなく丁寧に対応してくれますし、すごくオープンでウェルカムな雰囲気を感じます。 |
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林 | 確かに人事ですと、いろいろな部署の方々にお願いごとをすることが多いのですが、すごく真摯に対応していただけますし、対応が難しい内容であったとしても、こちらが納得できるような説明をしていただけるので、こちらとしてもお願いごとがしやすいですね。 |
ロベルタ | 私は他の部署とのやりとりは多くないですが、部署内でもやりとりがしやすいです。特に今はテレワークが増えていますが、気軽にチャットや電話で相談できますし、月毎に行われる会議でも、上司や先輩と「オープン」に相談や報告、質問ができます。 |
林 | なかなか出社も制限されていてコミュニケーションをとりにくい中でも、そういったテレワークツールがあると便利ですよね。テレワークツールを活用したコミュニケーションを各部署に展開されてきたITシステム部門から見るといかがですか? |
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松元 | 自分たちももちろん活用していますし、改めて皆さんにそう言っていただけると、明日からも使い方などをしっかり伝えていこうと思えます。私は社風について一言で言うなら「協力」だと思います。海外営業の方に新しい機能を使っていただいたり、人事の方とIT 教育を一緒にやらせていただいたり、他にもいろいろな部署と連携して進めることが多いので、 組織を超えてやっていけるという意味で「協力」が社風の1つなのかなと思います。 |
林 | 私は「主体性が求められる」と堅いことを書いてしまいました(笑)。 私が若年層や内定者の教育を担当していて、入社前から「主体性」という言葉をよく使わせていただいています。「自分がどういうことをしたいのか」というのは、面接だけでなく、入社してから上司や先輩にもよく聞かれます。 実際に主体性を持っている先輩方も多いと思いますし、自分で考えて動くことを業務の中でも強く求められているなという印象があります。 |
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吉田 | 手取り足取り教えるというより、環境はもう整っているのであとは自分が主体性を持って取り組めるかどうかですね。 |
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松元 | 主体的に自分で動いていった時に、どんどん新しいものを受け入れてくれる感じがあるので、 主体性を持ってやりやすいというところもあるかと思います。 |
林 | そうですね、後押ししてくれる環境だと思います。そこにはちゃんとした考えというか、ロジカルの部分も必要なので、そういった意味でも考える力は身につくのではないかと思います。 |
松元 | 直感で「経験」と書きました。IT部門で一緒に仕事をしている中でも、ずっとIT畑の人もいれば、家庭用営業から移ってきた人もいて、
そういう方々のこれまでの経験が 個性になっていると思っています。 |
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林 | 納得ですね。それこそ私たちは中途入社なので、まだこの会社で経験した仕事は限られているかもしれません。ですが、異動されてきた方たちと一緒に仕事をしていると、これまでの経験が生かされている感じがしますし、それが個性につながっているかもしれないですね。 |
吉田 | 私はそれぞれみんなが持っている「味」が個性なのかなと思っています。 「味」は、みんな1つひとつ持っていて、それだけでも生きるし、混ぜ合わせることでより良いものが生まれる。ときどきぶつかって、「美味しくないな」と思うことがあっても、他の調味料を入れたり、 水を入れて薄めたりしながら調理(仕事)を進めていくんじゃないかなと思います。 |
ロベルタ | 素敵なレシピですね。私は「見方」にしました。松元さんもおっしゃった通り、いろいろな経験、いろいろな背景からそれぞれの考え方が生まれて、そうすると見方も変わってきます。 同じ課題に対しても人それぞれ違う考え方を持っているので、ここが個性になるのではないかと思います。 |
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吉田 | 海外だと特に、多様な見方を持つ人がいるのではないですか? |
ロベルタ | そうですね。でもしっかりと自分の見方があるということを見せられたら、相手に尊敬され信頼されるポイントになる可能性もあります。自分の見方をちゃんと持って、プライドを持って行動することが大事だと思います。 |
林 | 会議の場だと、なかなか発言しづらかったり、自分なりの見方を持っていても言えずじまいになったりすることもあると思いますが、しっかり発言することは大切ですよね。人ってどうしても弱みに目が行きがちですけれども、どなたでも強みを持っているものです。だから私は、 まずは自分の「強み」を認識して、それをいかに伸ばしていけるかを大事にしてもらいたいと、研修の時もよく伝えています。 |
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ロベルタ | ときどき、「個性」という言葉はネガティブな意味にも使われたりするので、それを「強み」という言葉でピンポイントで言い表したのがすごいですね。 |
松元 | 確かに「個性」を「強み」とする考え方はすごくいい考え方だなと思います。 |
ロベルタ | この4人は、担っている業務はそれぞれ違いますが、今日こうやってお話してみて、共通点もそれぞれの個性も理解できたので、この4人がこの会社に集まったことは偶然ではないなと思いました。この座談会を見て共感してくれる人がいたら、ぜひお会いしてみたいです。 |
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松元 | 始まるまでずっと緊張していたのですが、終わってみるとすごく楽しかったです。まさに「みんな違ってみんないい」と感じましたし、ぜひこれを見て一緒に頑張ってみたいと思っていただける方がいたら嬉しいです。 |
吉田 | 入社してから「そもそも何でこの会社で働いているんだっけ?」とか、「客観的にうちの会社ってどんな会社かな?」と考える機会をなかなか持てなかったので、今日はいい機会をいただけたなと思っています。私たち4人それぞれの個性がありますが、きっとそれ以上にいろいろ な個性を持った人たちがこの会社では働いています。そこにまた違う「彩り」を添えていただけるような方が来てくれたらありがたいなと思います。 |
林 | 少し立ち止まってこれまでを振り返る良いきっかけになったと思います。中途入社者は入社時期が皆さんバラバラではあるものの、こうやって集まって話をすれば、やはりどこか共通点はあるのだと思います。中途入社でも決して孤独な立場ではないので、ぜひ自分もその1人になるんだと言う気持ちを持って入社していただけたら幸いです。 |