Pick Up! スパイス&ハーブを使いこなそう!ミニ講座&おすすめレシピ

ご案内スパイス&ハーブマスター遠藤由美

ってどんなスパイス?

甘くエキゾチックな香りが持ち味のシナモン。クスノキ科の常緑樹の樹皮をスパイスとして利用します。
世界でも古くから利用されており、日本には少なくとも聖武天皇の時代(724~749年)までに、こしょう、クローブなどとともに中国産のシナモンが渡来しており、正倉院に生薬として今日も保蔵されています。

菓子類、ドリンク類、肉料理など様々な料理の風味付けに利用されます。
また、カレー粉やソースの原料としても用いられています。

インドの「ガラムマサラ」、中国の「五香粉」、フランスの「カトルエピス」など様々な国のミックススパイスにも配合されており、世界中でシナモンの香りが親しまれています。

利用部位
別名

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使いこなしポイント!スィーツはもちろん、肉料理にもシナモンが大活躍

お菓子やパン作りに欠かせないシナモン

シナモンといえばアップルパイには欠かせないという方も多いのですね。
クッキー、ケーキ、ドーナッツ、プリン、シナモンロールなどのパンにもよく利用されるスパイスです。そのほか、日本の八つ橋の香りづけとしても馴染みがあります。
甘い香りでお菓子やパンの風味を引き立てます。

またシナモンと砂糖をブレンドしたシナモンシュガーは、トーストやパンケーキに振りかけたり、スィーツの仕上げにトッピングするのもおすすめです。
グラニュー糖大さじ1+シナモンパウダー小さじ1/2の黄金比で、シナモンシュガーを手作りしてみてはいかがでしょうか。

意外な使い方?肉料理とも相性抜群

エキゾチックな香りのシナモンは、意外と肉料理との相性も抜群です。
豚の角煮や唐揚げ、カレーやシチュー、ピラフや鍋物など幅広い料理に利用できます。

煮込み時間が長い料理にはスティックタイプを利用しじっくり香りを引き出しましょう。2つに折って加えるとより香りが引き立ちます。
食材に和えたりまぶしたり、仕上げに香りを加える場合にはパウダータイプが便利です。