PFCとは、Protein(たんぱく質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)のことで、PFCバランスとはそれぞれの栄養素からのエネルギー比率のことです。
PFCのバランスが取れた食事をすることでそれぞれの栄養素の摂取不足を防いだり、生活習慣病の予防にもなるといわれています。
ポイントはたんぱく質です。肉などのたんぱく質をしっかり入れることで、ご家庭のカレーもよりPFCバランスの整ったカレーに仕上がります。
普段何気なく食べているカレーライスですが、主食、主菜(肉や魚)、副菜(野菜)が一皿に入っており、栄養バランスが良く、学校給食でも人気のメニューです。
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準」では名称をエネルギー産生栄養素バランスとしていますが、ここでは一般的に使われているPFCバランスと表記します。
日本人の食事摂取基準(2025年版)では、摂取目標量が設定されています。
本特集では、18~29歳の女性(身体活動レベルふつう)の推定エネルギー必要量1950kcalを基準とし、そのエネルギー産生栄養素バランス「たんぱく質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%」を満たす、一皿でバランスが取れたカレーのレシピをご紹介します。