イラストに込められた思い

私たちエスビー食品グループは1923年の創業以来、地の恵みであるスパイスとハーブを核とした事業を展開してまいりました。
そして、「地の恵み スパイス&ハーブ」の可能性を追求し、おいしく、健やかで明るい未来をカタチにすることを目指しています。

「エスビー食品レポート 統合報告書」では、このビジョン(目指す姿)の実現に向けた取組みを、価値創造プロセスとともに、ESG(環境・社会・ガバナンス)の視点からご報告しています。

その表紙では、当社の思いを三か年計画で表現しました。
当社グループの成長を、右肩上がりの台地と植物(スパイス)の成長で表現しつつ、シナモン・ローレル・ナツメッグ・クローブ・こしょう・山椒という、二酸化炭素を固定化することに適した主要なスパイスを描いています。これらのスパイスの種を蒔き、水をやり育て、実りを収穫する生産者の方々とともに、事業を通じて二酸化炭素の吸収、炭素の固定化に関わりながら地球温暖化の一助となることを願っています。

エスビー食品レポート2021~2023が横に並び、一つのイラストを完成させている。2021にはブラックペッパー、2022にはテーブルコショー、2023には赤缶カレー粉のイラストが描かれている

さらに、表紙の中央にある製品は、2021年度版では単一のスパイスである「ブラックペッパー」、2022年度版では単一の植物であるスパイスをブレンドした「テーブルコショー」、2023年度版では30数種類のスパイスやハーブから成る「赤缶カレー粉」と、それぞれの植物に製粉・ブレンド・焙煎・熟成などの技術をエスビー食品が施し、新たな価値を生み出していることを表しています。

これからも、「地の恵み スパイス&ハーブ」を常に進化させ、お客様に認めていただける価値と当社の独自性を強化した製品の提供を通じ、持続的な成長を目指してまいります。

エスビー食品レポート統合報告書