栽培の様子を見学しよう

FARM

スパイスやハーブはどんな場所で、どのように育っているのでしょう?スパイスやハーブの産地や栽培の様子をご紹介します。

栽培の様子を
覗いてみよう

みなさんはスパイスやハーブをいくつ知っていますか?世界で利用されているスパイスは数百種類以上、ハーブはなんと万を超えるともいわれています。

そのため、栽培や収穫の方法もさまざま。ここでは、「こしょう」「唐辛子」「ターメリック」「クミン」「シナモン」の5つのスパイスをピックアップして、栽培の様子を覗いてみましょう。

いつも、いつまでも、
食卓にお届けできる
ように

スパイスやハーブがいつも食卓にあることは、実は当たり前ではありません。自然の恵みであるスパイスやハーブは、気候の影響を大きく受けるため、安定した生産のために産地ではさまざまな工夫を凝らしています。また、栽培には多くの生産者が関わっており、持続可能な調達のためにはその生活を守ることも大切です。

みなさんの食卓にいつも、いつまでも、スパイスやハーブを届けるために、どのような取組みがされているのかを見てみましょう。

生産者を守る
フェアトレードの仕組み

輸入者・販売業者が適正価格で継続的に購入 → 生産者やコミュニティは安定した収入と奨励金を獲得 → 栽培技術を高めるとともに、地域社会が発展する → 計画的な生産により育成環境がよくなる → よりおいしく香り高いスパイス・ハーブができる → (最初に戻る)

発展途上国において、スパイスやハーブの生産者が正当な対価を得られないと、彼らは生産を続けることができません。このような問題を解決するため、原料や生産物を適正な価格で生産者から直接購入する仕組みのことをフェアトレード(公平・公正な貿易)といいます。
フェアトレードによって生産者が正当な対価を得ることができ、生活改善、安定生産、スパイスやハーブの生育環境の向上、品質の向上といった好循環につながります。

COLUMN

コラム

有機スパイスを通じて
産地の暮らしも豊かに

エスビー食品は、スパイスやハーブの生産者の暮らしを守るため、輸入者、販売業者として国際フェアトレード認証を取得。2009年から「有機スパイス」シリーズの一部に認証付きの商品を展開しています。

生産者に対して市場より高い価格での購入を保証するとともに、原料の購入数量に応じて、生産者組合に直接フェアトレード・プレミアム(奨励金)を納入。奨励金は、農機具や子どもの教材、共同の水タンクの設置など、産地の生活向上のために使われています。

また、有機農法の技術講習会の実施といった取組みも行い、有機スパイスの安定調達や環境保全につなげています。

安定調達のための工夫

スパイスやハーブは産地の気候の影響を受けやすく、品質の高い原料を安定的に調達するのは簡単なことではありません。

安定的な調達のために、あえて産地を分散させたり、契約栽培を進めたりと、さまざまな工夫を行っています。

安定調達への取組み

COLUMN

コラム

フレッシュハーブ
の取組み

四季のある日本では、一つの産地だけでは年間を通じて新鮮なフレッシュハーブを生産することができません。そこで、エスビー食品では北海道から沖縄まで季節によって産地をリレーしながらフレッシュハーブを生産。日本全国の契約農家の協力のもと、安定した出荷体制づくりに取り組んでいます。

リレー生産方式、エスビーハーブセンターつくば、JAおきなわエスビーハーブセンター