










加工方法を見学しよう
スパイスやハーブは、産地で収穫されてから、丁寧な選別や加工を経て使いやすい形になり、みなさんの食卓に届けられます。
収穫された原料をよく見ると、夾雑物と呼ばれる枝や茎、殻などが混じっています。おいしさと安全・安心のためには、こうした余分なものを丁寧に取り除くことが大切。複数の方法を組み合わせることでしっかり選別しています。
傾斜をつけたベルトコンベアを使い、丸みのある原料と、丸くない枝などに選別します。
風の力を使って、原料よりも軽い茎や殻などを吹き飛ばすことで、良品だけを選別します。
傾斜した台に、振動とともに台の下から風を当てることで、比重の大きい原料だけを選別します。
先端に磁石を取りつけたベルトコンベアを使い、磁性のある異物を取り除きます。
カメラで色の違いを見分け、規格外の色の粒をはじいて良品だけを選別します。
スパイスやハーブは、原料の形そのままの「ホール」から、それを粉砕した「あらびき」「パウダー」まで、料理や用途に合うようにさまざまな粒度に加工されます。
粉砕されたスパイスやハーブは網に通され、一定の粒の大きさに揃えられます。数種類のスパイスを混合して作られるミックススパイスでは、粒の大きさを整えることで混合状態を安定させることができます。
COLUMN
コラム
香りを最大限に活かす、
こだわりの製法
スパイスやハーブを粉にする際、熱が発生すると、本来の香りを損なってしまうことがあるのをご存知でしょうか?エスビー食品では、おもちをつく「きねとうす」のような機械で原料を粉砕する「スタンプミル製法」にこだわっています。この製法は熱の発生が少なく、スパイスやハーブの香りを損なわずに加工することができます。
粒の大きさが整ったスパイスやハーブは、それぞれの容器へ。こうしてさまざまなチェックをクリアして、工場からみなさんの食卓へと届けられます。
COLUMN
コラム
同じように見えて、
少しずつ違います
キッチンや食卓に並ぶスパイスやハーブの小瓶。同じように見えても、エスビー食品のSPICE&HERBシリーズの容器は、種類ごとにキャップや中栓のかたちが異なります。スパイスやハーブの種類に合った保存方法や振り出しやすさにこだわっています。