研究開発:新しい価値の創造を通じて、豊かな食文化のお役に立ちたいというマインドに溢れた研究活動の一端を紹介します

ワサビ種採り物語

忍野試験農場(1993年開設)は、日本有数の湧水・富士山麓山梨県忍野八海で知られる忍野村に位置し、その恵まれた自然環境の中で、ワサビをはじめとし、エスビー食品の原点である"スパイス&ハーブ"原料の栽培研究を進めています。

I 概況(平成27年8月現在)

所在地: 〒401-0511 山梨県南都留郡忍野村忍草3224
面積: 土地 6,953m²(2,107坪)
温室総床面積: 2,400m²、他事務所等床面積 260m²
設備: 温室 全15棟
〈内訳〉
水ワサビ栽培専用(畳石式モデル、北駿式モデル)研究温室、畑ワサビ栽培専用研究温室、
ハーブ苗栽培専用研究温室、バジル育種・唐辛子、マスタード等専用研究温室
その他、露地栽培区

II 沿革

1980年 現スパイスセンター(板橋区)敷地内に、ガラス温室設置。香辛料全般に係る品栽培及び、バイオテクノロジーの研究を開始。
1984年 ハーブを中心とした水耕栽培の研究開始。
1986年 バイオ技術による香辛料新品種育成等を目的とした細胞融合、メリクロン技術及び、有用物質生産の研究開始。
1990年 全世界の唐辛子品種を収集し、育種研究開始
1993年 忍野試験農場開設:日本全国及び世界のワサビ品種を収集し、育種研究に着手。
1995年 温室等増設:ワサビ原料の海外栽培事業化に向け、適正品種の採種栽培開始。
1997年 ハーブ苗栽培:フレッシュハーブ事業を支える優良種苗の確保と、ガーデニングブームビジネスへの対応。唐辛子栽培:優良品種の育成と商品展開に着手。
1998年 ホースラディッシュ栽培:原料の品質及び安定供給を目的し、基礎と応用に着手。ワサビ自社採種栽培:ワサビ海外栽培事業に向け、自社供給体制を進める。
2000年 温室等設備増設:ワサビ自社採種栽培の増産体制へ。
2001年 フレッシュハーブ:バジルに特化した育種研究開始。
2003年 スパイス&ハーブマスター研修拠点となる。
2004年 唐辛子「SBカプマックス」が品種登録される。
2006年 唐辛子国産原料化:種苗確保及び栽培~収穫技術までの産地連動拠点となる。
「SBカプマックス」が当時世界一辛い唐辛子としてギネスブックに登録される。
2007年 マスタード国産原料化:種苗確保及び栽培~収穫技術までの産地連動拠点となる。
2008年 スィートバジル品種(SBロイアルスウィート、SBイタリアンガーデン)が品種登録される。
この2品種は我が国で初めてスィートバジルの品種として品種登録されたものである。