2019年 結果発表

エスビー食品株式会社は、ユニリーバ・フランス社との共催にて、プロの料理人を対象とした「マイユ料理コンクール2019」の実技審査会を開催いたしました。

2019年10月16日(水)、フランス料理文化センターにて「マイユ料理コンクール2019」の実技審査が行われ、数多くの応募者の中から書類審査を通過した6名が腕を競い合いました。

見事、金賞の栄冠に輝いたのは、小形 禎之 様(株式会社セルリアンタワー東急ホテル CH・RS調理)、銀賞は東園 勇樹 様(上之園西洋堂HIGH LINE レストラン事業部)が受賞されました。

MAILLE マイユ料理コンクール2018

ブルゴーニュ地方ディジョンの老舗調味料ブランド「MAILLE」のビネガーとマスタードの新しい魅力を引き出した「鯛を使ったメインメニュー」が今回のテーマ。
7月から8月の募集期間には、洋食のみならず幅広いジャンルの作品が、全国から数多く応募されました。

そして、9月中旬に行なわれた書類審査を通過した6名が実技審査に進み、渾身の一品をプレゼンテーションしました。

今年度で8回目の開催となるマイユ料理コンクールは、応募作品のレベルが毎年上がってきており、金賞・銀賞を獲得した2名のみならず、最終審査を通過した料理人全員が最高の一品を作りました。

マスタードの辛みとビネガーの酸味のバランスをとりながら、繊細で上品な鯛の美味しさを引き出すという難しい課題でしたが、和洋中を問わず、どんな料理にも活躍する「MAILLE」のビネガーとマスタードの新たな魅力を引き出すコンクールとなりました。

金賞

作品名

粒マスタードの香りを纏った真鯛のロティ 

ハニーマスタードソースと共に
氏名 小形 禎之 様
所属 株式会社セルリアンタワー東急ホテル CH・RS調理
MAILLE マイユ料理コンクール2018
<受賞者コメント>
淡白な鯛にスパイシーな粒マスタードと日本古来から受け継がれている「発酵」をヒントに味噌を加えたクルートを纏わせました。

芳醇な香りと甘みを持つハニーマスタードに、ガストリックしたはちみつとシェリービネガーの香ばしさと穏やかな酸味を加えることにより、まろやかでコクのあるソースに仕上げました。

銀賞

作品名

パネした真鯛のポワレ 粒マスタード風味 

浅利のエスカベッシュとハニーマスタード香る人参ピューレ添え
氏名 東園 勇樹 様
所属

上之園西洋堂HIGH LINE レストラン事業部

MAILLE マイユ料理コンクール2018
<受賞者コメント>
真鯛の身質を生かすために、パン粉つけで食感の違いが出るよう心掛け、粒マスタードとオレンジを中に閉じ込めることにより、香りも楽しんでいただける一皿になっています。

付け合わせには、オレンジとマスタード風味の人参のピューレを添えて、メインの真鯛との一体感がでるように仕上げました。

入賞

作品名 粒入りマスタードと白味噌のクルート 真鯛の鱗仕立て 
白ワインビネガー香るバターソース ウッフアンムレットを添えて
氏名 平野 健介 様
所属 株式会社ミリアルリゾートホテルズ
ディズニーアンバサダーホテル調理部 宴会調理課ホット/コールド
作品名

マスタードとアーモンドの衣を纏った真鯛のロティ
南仏の海岸のイメージで

氏名 大野 友輔 様
所属 株式会社セルリアンタワー東急ホテル
調理部 宴会調理
作品名 シェリー酒香る鯛と帆立のクレピネット包み
マスタードとの調和 ブイヤベース仕立て
氏名 山口 諒真 様
所属 株式会社ホテルニュー・オータニ
ベッラ・ヴィスタ 40F調理
作品名 ラズベリー香る鯛のかぶら蒸し
ハニーマスタード味噌のエスプーマと白ワインビネガーで締めた鯛薄造り
氏名 鈴木 宏明 様
所属 株式会社ミリアルリゾートホテルズ
東京ディズニーランドホテル 調理部ホット/コールド

実技審査員

厨房審査 福本 渉(株式会社ティエフケー/アヴァンセの会)
平松 惇(グランドプリンスホテル高輪/アヴァンセの会)
試食審査 市塚 学(パークハイアット東京)
笠原 将弘(賛否両論)
山野辺 仁(銀座 やまの辺)
南谷 桂子(湯河原 ロティスリー桂樹庵)
小島 和彦(エスビー食品株式会社 取締役)
竹本 睦弘(エスビー食品株式会社 営業グループ上席マネージャー)

運営協力

フランス料理文化センター(FFCC)
東京ガス株式会社(審査会場提供)