自分ではなく、子どもが食べるんだ。という意識を大切にしてください。
そして、はじめは「食べられた」という自信を持てるようになること。
ゆっくりと「キライ」を「好き」にしていきましょう。
子ども1人ひとりの気持ちや好みをちゃんと尊重してあげてください。「子どもだから」という意識を持ちすぎず、子どもの立場に立って料理を考えてあげましょう。
子どもの口は、大人にくらべて小さいです。キャベツの千切りなどは、大きすぎて、とっても口に入りづらい。たとえば、1cm 角くらいに切ると、食べやすいサイズになります。
まず、食べてもらうこと。キライだから、とあきらめるのではなく、苦手な食材だからこそ、徐々に慣れていくことも大切。やがてちゃんと食べられるようになればいい。「ゆっくり解決していく」という意識も必要です。
子どものアゴは、まだ発達の途中です。大人がおいしいと感じる食感は、硬いと感じてしまうこともあります。とくに野菜は、ゆでるときも焼くときも、できる限りやわらかくして、子どもが食べやすいようにしましょう。
「こんなに食べられない…」子どもは、見た目でお腹がいっぱいになってしまうこともあります。小さな食器に小さく盛る。「すぐに食べられちゃう」と子どもが自信を感じることも大切です。
何かをしながらごはんを食べると、子どもの気がごはんからそれてしまうことがあります。たとえば、テレビなどもそのひとつ。食べることにちゃんと集中できる環境をつくることも大切です。