スパイス&ハーブ事典

スパイスの歴史に関するお話
スパイスは世界に数百あると言われ、ハーブになると万という数になるという説もあるほどです。そしてそれぞれに歴史やエピソードを持ち、全体としても数々の歴史エピソードが残っています。ここでは、人とスパイス&ハーブの関わり、時には歴史を動かす原動力にもなったことのあるスパイス&ハーブの歩みをひも解いてみましょう。スパイス&ハーブから見る世界史・日本史で、新しい歴史を発見できるかもしれません。

家庭用「コショー」発売

カレー粉と並んで、日本人が作った独自のスパイスの一つが「コショー」です。こしょうそのものは大変長い歴史がありますが、本格的に日本で広まったのは、食の分野でも急速な洋風化が進んだ戦後のことです。この洋風化の過程で日本人は、単なるこしょうでなく、ホットな黒こしょうと芳香豊かな白こしょうを絶妙な比率でブレンドし、かつ香りがふわっと広がるよう微粉末に加工するなど、世界に例を見ない独自の「コショー」という形態を生みだしました。これも、日本人ならではの繊細な味覚感覚が存分に発揮されて作られた独創的なスパイスの形態でしょう。

エスビー食品が“発明”した、「コショー」 
エスビー食品が“発明”した、「コショー」 
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