スパイス&ハーブ事典

スパイスの歴史に関するお話
スパイスは世界に数百あると言われ、ハーブになると万という数になるという説もあるほどです。そしてそれぞれに歴史やエピソードを持ち、全体としても数々の歴史エピソードが残っています。ここでは、人とスパイス&ハーブの関わり、時には歴史を動かす原動力にもなったことのあるスパイス&ハーブの歩みをひも解いてみましょう。スパイス&ハーブから見る世界史・日本史で、新しい歴史を発見できるかもしれません。

ポルトガルと日本

ポルトガルはインド(1510年)をはじめ、アフリカ南部、セイロン、マラッカ、スマトラ、ジャワ、モルッカ諸島、中国の広東、マカオを制し、1543年には、はじめて豊後(大分)の神宮浦にポルトガル船が入港、その年の10月にはポルトガル人が乗った船が種子島に漂着し鉄砲が伝えられました。こうして日本へも次々とポルトガル船が来航したのです。
この頃、たまたまマラッカへ渡っていた鹿児島の青年、安次郎は、キリスト教をアジアへ布教中のザビエルに会い、ともに日本でキリスト教を広めようと1549年に鹿児島へ上陸しています。因みに、ポルトガル人が初めて唐辛子の種子を日本にもたらしたのも、この頃であったとする説があります。

赤く色づいた唐辛子
赤く色づいた唐辛子
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