スパイス&ハーブ事典

スパイスの歴史に関するお話
スパイスは世界に数百あると言われ、ハーブになると万という数になるという説もあるほどです。そしてそれぞれに歴史やエピソードを持ち、全体としても数々の歴史エピソードが残っています。ここでは、人とスパイス&ハーブの関わり、時には歴史を動かす原動力にもなったことのあるスパイス&ハーブの歩みをひも解いてみましょう。スパイス&ハーブから見る世界史・日本史で、新しい歴史を発見できるかもしれません。

スパイス戦争と日本

中国(元や明の国)との交易、中世のヨーロッパ人(ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスなど)の来航、日本の東南アジア諸国への進出、近世の御朱印船貿易などを通じて、クローブ、こしょう、唐辛子などのスパイスが渡来しました。

江戸時代に入ると、徳川家光が鎖国令を発したため外国との交流が途絶え、日本は独自の文化を育んでいきます。この江戸時代、庶民の間に定着した外来のスパイスがありました。コロンブスの新大陸発見以来、世界中に拡がった唐辛子です。唐辛子は、日本の風土にも適応して各地で栽培されるようになり、いち早く日本の食卓にのぼり、七味唐辛子など、薬としてではなくスパイス(薬味)として利用され始めています。

たわわに実ったこしょうの実
たわわに実ったこしょうの実

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