スパイスの歴史に関するお話修道院とハーブ

ルネッサンス時代に入ると、アラブ、中東からスパイスやハーブ、医学、解剖学についての知識や書物が世界に伝えられました。その影響下、当時の主に文字の読める修道院の僧侶や知識人が、ギリシャやローマの医学文献を手書きで書き写して保存し、修道院の敷地内に薬用ハーブ園を作り、ハーブ薬で治療を行っていました。やがて、町の薬局でもハーブ薬が販売されるようにもなります。