山椒/Japanese pepper

刺激的な辛みが
料理を引き立てる

科名 ミカン科
原産地 東アジア
利用部位 果皮、果実、葉
別名 はじかみ、ジャパニーズペッパー

特徴

こんなスパイス&ハーブです。

日本で最も古くから使われてきたスパイスのひとつで、植物全体に特有の香りがあり、果皮にはしびれるような刺激的な辛みと爽やかな香りがあります。
粉末状の「粉山椒」としては、花椒(中国山椒)とブレンドされたものも販売されています。

形状

ミカン科に属する落葉樹で、植物全体に特有の香りがあり、果皮にはしびれるような強い辛みがあります。

語源・別名

はじかみ、ジャパニーズペッパー、(若い葉(新芽)をさして)木の芽

エピソード

お祝いのお酒に入れられるスパイス

お正月の風物詩、お屠蘇に山椒が使われているのは、中国の古くからの慣習で、病よけのために祭事の祝酒の中に山椒を入れて飲んでいた名残だといわれています。

古くから日本に根付いてきた山椒

日本では最も古くからなじまれてきたスパイスの一つです。日本人と山椒の縁はとても深く、有名な「魏志倭人伝」にも、3世紀頃の日本の風俗とともに、山椒が山野に自生していたことが記載されています。10世紀にはすでに薬や薬味として山椒の葉が利用されていたと言われています。

適した料理

味噌汁、吸い物、魚や鶏の照り焼き、味噌炒め、味噌煮など

乾燥した果皮を粉末にした粉山椒は、鰻の蒲焼きの薬味としてよく知られています。また、味噌や醤油などと好相性なので、味噌汁、吸い物、魚や鶏の照り焼き、味噌炒め、味噌煮など幅広い料理に合います。

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