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ブラックペッパー/Black pepper

野性的な香りが料理にアクセントを付けてくれます。

科名
コショウ科
原産地
インド
利用部位
果実
別名
黒こしょう

特徴

こんなスパイス&ハーブです。

ブラックペッパーは、熟す前のこしょうの果実を摘みとり、天日乾燥させたものです。野性的でさわやかな香りと、ピリッとした強い辛みが特徴です。

語源、別名

こしょうの果実を原料として、収穫時期や製法の違いにより、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパーの3種の風味の異なるこしょうが作られます。

形状

ブラックペッパーは、しわのある黒色の果皮に覆われ、直径5〜6mm大の球形です。

用途

適した料理

牛肉や青魚、乳製品などの匂いの強い食材、和食、スイーツなど

特に牛肉や青魚、乳製品など、匂いの強い食材や、味の濃いものによく合います。また、ハッシュドポテトや卵料理など、淡白な味わいの料理に用いれば、アクセントとなりおいしさを引き立てます。 和風のだしや醤油ともよく合うので、雑炊やお茶漬け、和風パスタ、うどん、鍋などの薬味にもおすすめです。 その他、甘いもののアクセントにも使え、例えば、あらびきタイプのブラックペッパーをバニラアイスクリームに少々を振ったり、バターとハチミツを塗ったトーストに振ったりすると、甘みをキリッと引き締め、大人っぽい味わいが楽しめます。

エピソード

一つの料理に3度登場する人気者

数あるスパイスの中でも一番ポピュラーなものと言えば、「こしょう(ペッパー)」の右に出るものはありません。材料の下ごしらえの段階で、調味した材料を料理する段階で、そして、でき上がった料理を食べる人が好みに合わせて味をととのえる段階でと、同じ料理に3度使用されるなど、世界中の料理に幅広く使われることから「スパイスの王様」とも呼ばれています。

ヒトを魅了し続けて2500年

日本にこしょうが伝えられた事実として最も古いのは、聖武天皇の御遺物が献納されている「正倉院御物」に残っています。薬として、シナモン、クローブ、にんじん、甘草、じゃ香などとともにこしょうが含まれており、少なくともこの時代以前には日本に伝来していたようです。

医薬品として、貴重な貨幣として

中世ヨーロッパで、防腐剤や臭み消しに利用されるようになったペッパーは、遠くインドから長い年月と労力をかけて運ばれていたため、ヨーロッパに到着するころには大変な貴重品でした。一握りのこしょうの価値は、牛一頭分に相当するほどでした。このため、当時は金銀財宝用の精密なはかりを使って1粒ずつ量り売りされ、貴族の家では純銀製の坪に入れられていたとか。

ブラックペッパーを使ったレシピ

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