ラー油(食べるラー油)の手作りレシピ

Q家族が「おかずラー油」のファンなのですが、自分でも手作りで具入りのラー油を作ってみたいと思います。家でも美味しくできる作り方を教えてください!

A

「ぶっかけ!おかずラー油」をご愛顧いただきありがとうございます。

中国発祥の液体香辛料であるラー油は、日本では唐辛子の辛みをごま油等につけた澄んだタイプが一般的ですが、最近は、いろいろな具がたっぷり入った辛さ控えめのタイプが、ご飯のお供や調味料として人気ですね。
ご家庭でオリジナルの「食べるラー油」を作るなら、普通のラー油を活用すると上手に仕上がりますよ。

さらに上記のレシピをアレンジすれば、個性的なラー油も楽しめます。

本格的な辛みと香りを楽しみたい時は「花椒(ホール)

Chinese pepper

花椒は、山椒の仲間で、しびれるような辛さが特徴で、中華料理によく使われるスパイスです。

アレンジする時は

手順2でアーモンドと一緒に小さじ2~3を加えます。
具としてそのままお召し上がり頂けます。

さわやかな辛みと香りを足すなら「ジンジャー(パウダー)

Ginger

ジンジャーを加えると、すっとさわやかな辛みが後味に残ります。

アレンジする時は

手順3で火を止めてから小さじ1を加えます。

甘い香りを加えるなら「フェンネルシード & シナモン(パウダー)

Fennel
Cinnamon

それぞれ独特の甘い香りを持つフェンネルとシナモン。シード状のフェンネルを加えれば食感も楽しい一品に。

アレンジする時は

手順2でアーモンドと一緒にフェンネルシード(小さじ1/2)を、手順3で火を止めてからシナモンパウダー(小さじ1/4~1/3)を加えます。
なお、材料の「パプリカ」はラー油を赤く色付けするために加えます。
パプリカは、辛みがほとんどなく、赤い色素成分は油に溶ける性質を持っているため、シナモン唐辛子の風味を損ねることなく、きれいな赤い色を付けることができます。
市販のラー油にもよく使用されています。


ピリッとした辛みやごま油の香ばしい風味、鮮やかな赤色を加えてくれるラー油は、「薬味」としてはもちろん、野菜炒めやチャーハンなど炒め料理に使えばレパートリーが広がりますし、具入りのラー油ならトッピングにも大活躍!
手作りのラー油やラー油を使ったメニューで、いろいろな味わいを楽しんでください。

この記事を作成・監修したスパイス&ハーブマスター

伊藤 景子

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