色づけスパイス(サフラン&ターメリック)の違い

Qホームパーティーの時にパエリアに挑戦しようと思っています!
サフランを使うと美味しそうな黄色いパエリアになると聞きましたが、使うときのコツを教えて下さい。
ターメリックとはどう違うのですか?

A

色々な具材をお米と炊き上げるパエリアは、見た目が豪華に仕上がり、パーティーにもぴったりのメニューですね。

美味しそうな黄色をつけてくれるサフランは、パエリア作りに大活躍するスパイスですが、同様に黄色い色付けに使われるターメリックとの違いが分からない、という声をよくお聞きします。
サフランとターメリックは含まれている色素成分の性質が違うため、使い方にもそれぞれコツがあります。

サフラン

Saffron

サフランに含まれる色素成分クロシンは水に溶けやすい性質なので、水やぬるま湯など水分に浸して色出しすると、よりきれいな黄色に仕上がります。20分以上浸けるとしっかり色が出ます。
色出ししたサフラン自体もそのまま料理に入れて召し上がりいただけます。

サフランの色出し方法を動画でご覧いただけます

サフラン色出し方法

サフランについてはこちらでも詳しくご紹介しています

ターメリック

Turmeric

ターメリックに含まれる色素成分クルクミンは油に溶けやすい性質です。
油類と一緒に使うと色がなじみやすく、あざやかな黄色を付けることができます。

ターメリックの色を上手に活用するポイントを動画でご覧いただけます

ターメリック色を上手に活用するポイント

ターメリックについてはこちらでも詳しくご紹介しています


また、どちらのスパイスも色をつけるだけでなく、それぞれ独特の香りを持っています。
サフランを使うと、色だけでなく、風味も本格的なパエリアに仕上がりますよ。

スパイス&ハーブレシピでは、手軽にフライパンで作れるレシピをご紹介しています。
動画でも作り方をご覧いただけますのでぜひ参考にしていただけたらと思います。

フライパンひとつで簡単パエリア

この記事を作成・監修したスパイス&ハーブマスター

伊藤 景子


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