完成度を高め進化を続ける
「本生本わさび」

チューブ調味料は、日本の家庭ではとてもよく利用されています。それもそのはず、香辛料市場の約半分はチューブ入りタイプが占めており、これほどまでに浸透しているのは、日本くらいなのです。
日本独特の食文化のひとつとも言えるチューブ調味料を、エスビー食品が初めて発売したのは1970年。当時のチューブはアルミのような金属素材で、現在のおろし金ですったような中身でなく、粉を溶いてチューブにつめていました。80年代になると使いやすさの面でどんどん進化し、透明で中身が見えるようになりました。
最近はさらに改良されて、最後まで搾り出せる柔らかい素材に。また、箱を捨てる際に簡単に解体できるようにと、箱に切り取り線を入れるといった工夫もほどこされています。
「本生」ブランドの発売は1987年のこと。「本生本わさび」もまた常に進化しており、風味や辛味はもちろん、パッケージも改良を重ねています。最新タイプでは半回転するだけでキャップが開くなど、より使いやすくなりました。