クローブ(ホール)の使い方

Q『クローブ』を食材に挿して使うって本当ですか?

A

本当です。
ホールのクローブは、食材に刺して煮込んだり、ローストしたり、グリルにするのが使い方のコツといえます。

シチューやカレーなどの煮込み料理にホールのクローブを使う時は、材料(玉ねぎやにんじんなど)に十文字の切り込みを入れ、そこに刺しておくと、あとでクローブが取り出しやすくなります。

Clove

材料に刺しておくことで、鍋などの中で迷子にならず、あとで取り出しやすくなります。

クローブはとても香りの強いスパイスです。
そのまま食べるととても刺激的ですので、食べる前に食材から取り除くようにしましょう。

食材に刺さずに、液体などに香りを移す方法もあります。
(お茶用の不織布等にクローブを入れて煮込む方法もおすすめです。)

もう少し詳しく

クローブの名前は、その形が「釘」に由来しているものが多くあります。

  • フランス:clou/クルウ(釘という意)
  • 中国:丁香(丁という字は釘の形をあらわす意)

西洋と東洋で同じ名前の由来があるのはとても興味深いですよね。
そして、クローブ(ホール)は、その形を活かして「釘」のように食材に刺して利用するのがポイントのスパイスとなっています。


甘くて濃厚な風味を持つクローブは、肉料理との相性が抜群です。肉料理以外にも、焼きリンゴなどのフルーツ類や、マサラチャイ(スパイス風味のミルクティー)やホットワインなどドリンクの風味づけにも◎

ちょっと加えるだけで、深みのある仕上がりにしてくれるスパイスです。是非さまざまな料理にご利用頂ければと思います。

クローブを使ったレシピ一覧


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この記事を作成・監修したスパイス&ハーブマスター

深村 華子

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