完成度を高め進化を続ける「本生 本わさび」
チューブ入り香辛料は、日本の家庭ではとてもよく利用されています。それもそのはず、香辛料市場の約半分はチューブ入りタイプが占めており、これほどまでに浸透しているのは、日本くらいなのです。
日本独特の食文化のひとつとも言えるチューブ入り香辛料を、エスビー食品が初めて発売したのは1970年。当時のチューブはアルミのような金属素材で、現在のおろし金ですったような中身でなく、粉を溶いてチューブにつめていました。80年代になると使いやすさの面でどんどん進化し、透明で中身が見えるようになりました。
最近はさらに改良されて、最後まで搾り出せる柔らかい素材に。また、箱を捨てる際に簡単に解体できるようにと、箱に切り取り線を入れるといった工夫もほどこされています。
本生チューブ入りの発売は1987年のこと。「本生 本わさび」もまた常に進化しており、風味や辛味はもちろん、パッケージも改良を重ねています。最新タイプでは半回転するだけでキャップが開くなど、より使いやすくなりました。
「使用するわさびは100%本わさび」にこだわった「本生 本わさび」
本わさびは日本が誇る繊細で味わい深い日本料理の中で重要な役割を果たしてきました。そんなことから本わさびへの日本人の思いは特別なものがあります。エスビー食品では日本の食文化ともなったわさびの持つ高い品質イメージを大切にしつつ、消費者の食への安全・安心への期待に応えたくて、使用するわさびは、本わさび100%の「本生 本わさび」にしたいと、ずっと考えていました。
ちなみに、「本わさび入り」と表示されている場合は、原料わさびのうち本わさびの使用が50%未満、「本わさび使用」と表示されている場合は、原料わさびのうち本わさびの使用が50%以上です。
使用するわさびが本わさび100%になると、やはり風味が違います。だからこそ、本わさびの“味”を最高の状態でお届けすることに、とことんこだわりました。本わさび独特のやさしい辛味。鮫皮ですったときのような、きめが細かくさわやかな風味。そして、色合いは本わさびならではの淡い黄緑―。
エスビー食品がチューブ入り香辛料を発売した年からもうすぐ40年、「本生 本わさび」は、日本発の香辛料である「わさび」をエスビー食品として進化させ、使用するわさびは本わさび100%を実現した自信作です。
世界の人々に食されるWASABIへ
あるインド人が、初めてわさびを口にしたとき「世の中にこんなに辛いものがあるのか」と驚いたそうです。わさび独特の鼻にツーンとくる辛味は、外国人には未体験の世界。
けれど、一度食べると味にはまってしまう外国人も少なくありません。和食・すしブームに後押しされ、ここ数年、海外でのわさびの需要は伸び続け、いまやWA・SA・BIは国際語になっています。その使い方も、刺身などの和食に使うだけでなく、自国の料理に使う人が増えていることが、WASABIを広めている理由のようです。
バターやマヨネーズとの相性もいい、わさび。使用するわさびは100%本わさびならではの風味や辛味を楽しめる「本生 本わさび」で、ぜひいろいろなレシピに挑戦してみてください。