CHEFF INTERVIEWシェフインタビュー



帝国ホテルの一流フレンチ出身
L’Arbre(ラルブル)・
松尾直幹シェフが味わう
「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」の
驚きの旨みと深い香り

1980年発売以来“欧風カレーの王道“として、カレー専門店やレストラン、ホテルなど幅広く使用されている「業務用ディナーカレーフレーク」。本格的なプロのクオリティをよりたくさんの方に“気軽に”味わっていただきたい。そんな思いのもと、ご家庭向けとして新たに仕立て、
「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」が誕生しました。
-特製フォン・ド・ボーの深い香りとコクのある、外食クオリティの欧風カレーにぐっと近づく、新しい「おうちカレー」の体験へとつながる商品です。
「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」をぜひプロの料理人にも体験していただきたい。伝統のカレーソースが長く愛されている帝国ホテルには、メインダイニングとして、一流フレンチ「レ セゾン」があります。そこでスーシェフを担った経歴を持ち、現在は東京都あきる野市でレストラン「L’Arbre(ラルブル)」のオーナーシェフを務める松尾シェフのもとへ訪れました。
L’Arbre(ラルブル)
オーナーシェフ松尾直幹
L’Arbre(ラルブル)
オーナーシェフ松尾直幹
帝国ホテル時代、
「カレー」がはじまりだった

松尾シェフは帝国ホテルのメインダイニングである「レ セゾン」でスーシェフを担い、料理専門学校卒業後からご自身のお店を開くまで、長きに渡り勤められていました。
—— 帝国ホテル時代、松尾シェフにとってカレーはどういう存在でしたか?
帝国ホテルに入社して、まかないで食べていたのがカレーでした。初めてまかないのカレーを味わったときは、「これがプロのカレーなのか」と。そのおいしさにびっくりしたのを現在でも鮮明に覚えています。戦前当時、帝国ホテルの料理長であった石渡文次郎は、現代のフランス料理の礎を築いたグラン・シェフ、オーギュスト・エスコフィエに弟子入りしていた話はとても有名だと思います。その時に学んだカレーがベースとなって生まれた帝国ホテル特製カレーは、現在でも大変人気がありますよね。私も実際に帝国ホテルで何百皿と作られるカレーを目にしてきました。実は私がオーナーシェフを務める「L’Arbre」でもカレーを出しており、私自身も帝国ホテル時代から現在に至るまでかなりの時間、カレーに向き合ってきていると思います。


—— そんな松尾シェフが考える「プロのカレー」の決め手は、ずばり何でしょうか?
カレーは食材がシンプルなので、玉ねぎのソテー、スパイス、お肉に秘訣があると思います。
「L’Arbre」でも玉ねぎのソテーは弱火、強火を繰り返しながら長時間、火にかけてじっくり旨みを出すことを大切にしています。お肉は牛肉で、筋が入ったものを使うようにしています。その筋にあるコラーゲンが甘みになります。そして素材の味を最大限に引き出すために使うのがスパイスです。
フレンチにおけるカレーは、玉ねぎや小麦粉の香りと味の深みを出すのに本当に時間をかけて炒めるんです。どれだけその調理工程に愛情をこめられるかがポイントで、炒め方や時間でカレーの旨みやコクが圧倒的に違ってくるのです。こういった調理行程はカレーのみならず、フレンチそのものとも通じる部分がありますね。
—— フレンチシェフの視点で「プロ仕様ディナーカレーフレーク」はどのように見えますか?
「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」にも使用されているフォン・ド・ボー(仔牛の骨と肉、香味野菜を煮込んで作るもの)はフレンチでお肉料理のソースにも使われ、ソースの旨みのベースになるような馴染みのあるものです。フランス料理で「ソース・オ・キュリー」といって、実際にソースとしてもよく使われています。また、フレンチカレーにおけるスパイスは辛味というよりも、味を引き出す“やさしい”存在なのかなと。「ムクラード」というカレー風味のムール貝料理が象徴的ですね。
「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」の特徴を聞いたとき、そういったフランス料理とカレーの関係や、カレー作りで秘訣と考えていた「旨味を引き出す調理工程」に重なるものがあると思いました。これでカレーを作ってみることを楽しみにしていました。
まさに本格的な
「フレンチカレー」の味

—— 実際に「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」で作ったカレーを召し上がってみていかがでしょうか?
まさに本格的な「フレンチカレー」という印象です。フランス料理におけるしっかり煮込まれたソースを食べているような旨みがあり、辛さが穏やかな中でもスパイスの風味を感じます。時間をかけて玉ねぎや小麦粉を炒めてできるような味わい深いカレーになりますね。
—— ご家庭で食べるカレーとしてはいかがでしょうか?
簡単に手早く作れるのに、こんなに本格的な欧風カレーが食べられるのはレストランも驚きです。
先に「カレー作りの秘訣」で述べたように、じっくり玉ねぎを炒めて旨みを出し、長時間、ルウを火にかけることでカレーのコクを作っていくのですが、フレークを入れるだけでここまでバランスの良い味を引き出せるのは単純にすごいと思います。この「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」があれば、ご家庭のカレーも「最上級の煮込み料理」になりますね。
「フレーク」という形状で
「至福の時間」をより長く

—— 固形のルウではなく、「フレーク」タイプという点ではどうでしたか?
初めて固形ではなく、フレークタイプのものを使ってカレーを作りましたが、ダマにもならず、馴染みが早いことに驚きました。分量の調整も自分でできるので、カレーだけではなく他の料理にも少量加えたりと色々なアレンジができるなと思います。
フレークを入れるだけで時間をかけて出していくコクや深みを加えることができるというのは、単純に便利ですよね。

—— たとえば、どういった家庭料理のアレンジに使えそうでしょうか?
私だったらまずは肉じゃがに使ってみたいです。あとはグラタンにしちゃったり、煮込み料理であればなんでも使えちゃうかもしれない。小麦粉の成分もあるのでお好み焼きに使ってみるなど、アレンジの可能性もかなりあるのではないでしょうか。
—— 改めて、松尾シェフは「プロ仕様 ディナーカレーフレーク」をどういった方におすすめしたいでしょうか?
ささっと、こんなに本格的な味に近づけるのは、忙しい現代を生きる多くの皆さんに知っていただきたいです。私が本場のカレーに欠かせないと思う玉ねぎのソテーは、炒め時間10分くらいのものでも十分おいしくなります。作り置きもできますし、使い勝手はいいはずです。そこにこのフレークがあれば本格的なカレーにできる。つまり、本来ここまでの味を引き出すのにかかる料理の時間を、自分が大切にしたい他の時間に費やすことができると思うと、さらなる幸福感にもつながりますよね。
お仕事がある日はもちろん、溜まった家事を片付けたりしていると、お休みの日もあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。出かける余裕がない方にも、レストランのカレーをご自宅で味われば、それだけで特別な時間になる。それってとても素敵なことなのではないでしょうか。

食べておいしいのはもちろん、その時に感じた想いや
感情も残るのが
「特別なカレー」なのかもしれません。
なんでもない日の食卓が、温かなひとときになるように。
大切な人の顔を思い浮かべながら、
ディナーカレーを作ってみませんか?

プロが認めるコク深い味わいをご家庭向けに
プロ仕様ディナーカレー
フレーク中辛

飲食店使用率No.1の「業務用ディナーカレーフレーク」をご家庭向けに仕立てました。多くの飲食店の料理人が認める「口の中に広がる深いコク」が家庭のカレーをよりおいしく、外食の本格感を手軽にお楽しみいただけます。
- ※対象:カレールウ・フレークを使用しているぐるなび加盟店178店(2024年9月 ぐるなび調べ)
- ※本商品は、ぐるなび加盟飲食店使用率No.1となった業務用カレールウをご家庭向けに調整したものです