品質・安全

安全・安心の取組み

エスビー食品では、使用するすべての原材料について原料基本情報の収集を行い、残留農薬分析や微生物試験などさまざまな検査を通じて、安全性の確認を行っています。

また、スパイスやハーブの品質を左右する大切な指標である香りや辛みを分析し、産地や収穫時期による変化を評価し、品質管理に役立てています。

残留農薬分析

2006年より施行された「食品中に残留する農薬等に関するポジティブリスト制度」により、一定量以上の農薬等が残留する食品は販売等が禁止されています。
対象となる農薬は数百種類となり、スパイスやハーブに使用される可能性があると考えられる農薬を中心に、必要に応じて確認しています。新しい農薬が開発されたり、注目される農薬がある場合は適宜追加検討しています。

香りの分析(揮発性成分分析)

スパイスやハーブの品質を評価する指標の一つである精油や香気成分の分析をしています。特に、スパイスやハーブの命ともいえる香りについては、分析機器と人の鼻の利点を活かした評価方法を取り入れ、機器だけでは捉えられない香りについても評価を行い、品質管理に役立てています。

辛味の分析(辛味成分分析)

コショウはピペリン、唐辛子はカプサイシン、ワサビやカラシはアリルイソチオシアネートというように辛さの正体はスパイスによって様々です。産地や収穫時期の違いによる辛さの変化を調べるため辛味成分の分析を行っています。