味覚を育てるという
意識で
減塩料理を。
子どもは体と同じように、味覚も成長期です。ひとつひとつが体験。
減塩の味覚を育てていくという意識で料理をつくりましょう。
子どもは体と同じように、味覚も成長期です。ひとつひとつが体験。
減塩の味覚を育てていくという意識で料理をつくりましょう。
減塩という意識ではなく、 「おいしい料理をつくろう」
という気持ちでのぞんでください。それが毎日食べたくなる減塩料理のコツです。
お母さんやお父さんが、おいしく楽しく食べていると、子どもも同じ気持ちになってきます。
減塩料理をつくるだけでなく、おいしく食べる環境をつくっていくことも大切なことです。
たとえば、フライドポテトは「少しお塩をおさえていただけませんか」
サラダは「野菜とドレッシングを分けてください」と頼んでみる。
塩分が多くなりがちな外食でも一言添えることで、減塩料理になります。
スパイスやハーブの香りには、肉、魚、野菜などのくさみもおさえてくれる力もあります。
たとえば、お魚などの下味に、お塩の代わりに使えば、
減塩もできて、香りも豊かになれる。2つのうれしい効果です。
下味の香りとしてもおすすめですが、
スパイスやハーブの香りを存分に生かすなら、仕上げです!
料理が出来上がった最後に香りを足すことで、
全体がスパイスやハーブのおいしさに包まれます。
女子栄養大学 生涯学習講師、公益社団法人 日本栄養士会 会員、一般社団法人 女子栄養大学栄養クリニック 関連講師。長年の病院・企業での豊富な指導・臨床経験をもとに、出版・執筆活動、企業の食品開発・メニュー開発にも携わり、食事療法の新しい領域を創造している。