スパイス&ハーブ事典

スパイスの歴史に関するお話
スパイスは世界に数百あると言われ、ハーブになると万という数になるという説もあるほどです。そしてそれぞれに歴史やエピソードを持ち、全体としても数々の歴史エピソードが残っています。ここでは、人とスパイス&ハーブの関わり、時には歴史を動かす原動力にもなったことのあるスパイス&ハーブの歩みをひも解いてみましょう。スパイス&ハーブから見る世界史・日本史で、新しい歴史を発見できるかもしれません。

高騰するスパイス、繁栄する世界都市

古代から中世には、スパイスは東洋の産地からヨーロッパに長い陸路・海路を経て運ばれ、多くの商人の手を経るうちに価格は高騰し、ヨーロッパに着くころには金銀に匹敵する高価な財宝のような価値がありました。
その中継地となったアラビアの港町や市場町を中心にアラビア商人が洋の東西を行きかい、コンスタンティノープルなどの繁栄を極めた世界都市が出現します。ベニスなどの地中海沿岸の都市は、東方からの物資をヨーロッパに送り込む中継点として繁栄し、メディチ家などの大富豪を輩出します。

繁栄を極めたメヂィチ家の紋
繁栄を極めたメヂィチ家の紋

絹やスパイスを運んだベネチア船
絹やスパイスを運んだベネチア船
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