お問い合わせ事例

  Q.最近、スパイスを集め始めたのですが、同じスパイスでも色々な粒度があって、
      どのように使い分ければ良いか迷ってしまいます。

‥スパイス&ハーブマスターからの回答です‥

A.ドライのスパイス& ハーブは、粒度(粒の大きさなど)により、さまざまな分類があります。
これらの粒度を意識すると、よりスパイス& ハーブを上手に使いこなせるようになります。

スパイス&ハーブは、粒度が原形(ホール)に近いほど香りが飛びにくいため、じんわり徐々
に料理に香りをつけたいときには、粒度の大きいものが適しています。
逆に小さいほど香りが飛びやすいので、瞬時に香りをたたせたいときには、粒度の小さい
ものが向いています。

スパイスの種類によっても多少の違いがありますが、代表的な粒度とそれぞれの一般的な
用途(活用場面)をご紹介致します。

■パウダー:ホールを細かく粉砕したもの。
粒子が細かいので、素材にまんべんなくまぶしやすく、下ごしらえでの使用に最適です。
また、瞬時に香りが広がるので、仕上げに振りかけたりして使うのに便利です。

■あらびき:ホールを粗めに粉砕し、粒子を整えたもの。
パウダーより香りが飛びにくく、ホールより香りが出やすいので調理中や下ごしらえなど
料理のさまざまな場面で汎用できるタイプです。
また、口に入れた際の香りの広がりや歯ごたえも楽しめますので、料理のアクセントと
して使用するのもオススメです。

■ホール:スパイス&ハーブの原形のもの
香りが飛びにくいため、じっくり料理に香りや辛みをつけたいときに最適です。また、砕いた時
の香り立ちが非常によいため、砕いたり挽いたりして料理の仕上げに使うのもおすすめです。
具体的には、
・下ごしらえ(マリネ漬けなど)に。
 →マリネ漬けなど、香りを媒介してくれる液状のものと一緒に漬け込んで素材の臭みをとると
   いった使い方をします。
・長時間加熱するような料理(煮込み料理など)に。
 →加熱する中で徐々に香りや辛みが引き出されます。加える際、スパイスやハーブに
   少し傷をつけてあげると、より香りをつける効果を発揮してくれます。例えば、煮込み料理に
   ホールのローレルを加える時、葉をちぎったりもんだりして少し傷をつけてあげると、香りが
   出やすくなり、素材の臭み消し効果を発揮してくれます。
・炒め物などの香りづけに。
 →炒め物などを作る際、調理の最初(材料をいためる前)にホールのスパイスを油で炒めて
   香りを引き出すという使い方をします。ホールのスパイスが焦げないように香りを移したら、
   その他の材料を加えて炒めます。(このような使い方をする代表的なホールのスパイスが
   クミンシードです)
・料理の仕上げに。
 →乳鉢ですりつぶしたり、指で砕いたり、ミルで挽いたりして加えると、より香り高い風味が
   楽しめます。

以上、代表的なポイントです。
粒度による使い分けに絶対という決まりはございません。是非、料理のさまざまなタイミングで、
さまざまな粒度のスパイス&ハーブを色々お試し頂けたらと思います。

ページのトップへ▲
このウィンドウを閉じる